こんにちは、キノ子です。
発達障害の長女ピノ子の育児に日々ヘトヘトしていますが、無邪気な笑顔で甘えてくる姿に癒されてなんとか生活しています。
今回は最近ピノ子に起きた出来事をもとに感覚過敏と感覚鈍麻について書きたいと思います。
ピノ子はお布団が大好きです。夜私がお布団を敷くと「待ってました」といわんばかりに毎日ダイブして遊んでいます。しかもピノ子は近距離からダイブするのではなく、数メートル離れたところから走ってダイブします。数年前までは体も小さかったので走ってダイブしてもそこまでの飛距離はなかったのですが、ここ最近は体も大きくなってダイブするとけっこう布団の奥の方まで飛んでいます。あまりよろしくない行動だとは思うのですが、嬉しそうにはしゃぐ姿を見ると、何でもかんでも止めるのも可哀そうかな…、子どもってお布団が好きだしなと色々と理由をつけて放置していました。しかし、毎晩飛び込む姿を見ると、いつか布団の奥に置いてある机にぶつかりそうだなと思い、「危ないよ」と一応声をかけつつも、掛け布団もあるし大丈夫かな~とすっかり油断していました。
そしてついに恐れていたことが起きてしまいました……💦
いつものように笑ってはしゃぎながらダイブしているなと思い目を離したところ、「ゴン」という音と共にピノ子の泣き声が響きました。慌てて駆け寄り様子を見ると泣きながらおでこを触っています。ダイブした勢いでおでこを机にぶつけてしまったようで、おでこが赤く腫れ、たんこぶになっていました。すぐに保冷剤で冷やそうとしますが、保冷剤をおでこにあてようとすると抵抗して暴れます。仕方がなく一旦保冷剤を手に握らせ、さらに別の小さい保冷剤でそっとおでこを冷やすと今度は少しだけおとなしくしてくれました。
これまでなんだかんだ大丈夫だったのですっかり油断していましたが、もっと早くに机の位置を変えるなり布団の奥側にクッションで防壁をつくるなり対策をとれば良かったと猛省しました。ピノ子ごめんね。。
その後は元気を取り戻しいつも通りのピノ子に戻ったので一安心しましたが、頭なので24時間は様子を観察。翌日は念のため幼稚園にも頭をぶつけてしまったことを報告しておきました。
幸い大事には至らずに済みましたが、ピノ子があれだけ泣いたということは、相当痛かったということ。ピノ子は小さなときから痛みについて感覚鈍麻な傾向がありました。遊んでいるときに頭や手脚をぶつけてもあまり泣く事はありませんでした。
ある時、発達相談で先生と面談していると、机の下にもぐっていたピノ子が立ち上がり頭を思い切りぶつけてしまったのですが泣かずにけろっとして遊んでいました。私もそんなピノ子の様子に慣れていたのであまり気にせずいたところ、「自閉症の子は感覚鈍麻な子も多いから少し気をつけてあげてね。」と先生に言われてしまいました。当時はピノ子は痛みに強い子なんだな~くらいにしか思っていなかったので、先生の言葉にハッとし、その夜にパパさんと「これからは私たち親が気を付けてあげなきゃいけないね。」と話をしました。
そんな痛みには少し鈍感なピノ子ですが、一方で感覚過敏の面も持っています。
長くなりそうなので、この続きは次回に書きたいと思います。