
「臍帯血バンク、興味はあるけど……正直、高くない?」
「もし使わなかったら、お金をドブに捨てることにならない?」
これから出産を迎えるご家庭にとって、数十万円という費用は決して小さなものではありません。
私たち夫婦も、二女の妊娠時に料金表を見て、「うーん……」と腕組みをして悩みました。
このブログ記事では、実際に二人の娘の臍帯血を保管している私たちが、「費用の壁」をどう乗り越え、納得して契約に至ったのか。
そのリアルな金銭感覚と検討プロセスを、包み隠さずお話しします。
- 【結論】臍帯血バンクの費用相場と内訳
- 「高い」と感じた私たちが納得した計算式(日割り思考)
- 費用を少しでも抑えるための割引活用術
この記事は単なる料金表のまとめではありません。
「この金額を払う価値が本当にあるのか?」という親目線での検証をまとめました。

※本記事はプロモーションを含みます。
※本記事は、筆者の個人的な体験および情報収集に基づいた記録であり、医学的な助言や診断を目的としたものではありません。
※臍帯血保管や再生医療に関するご判断は、必ず厚生労働省の公式サイトや担当の医師にご相談の上、ご自身の責任において行ってください。
目次
臍帯血バンクの保管費用は高い? まずは相場を知る

まず、一番気になるお金の話からいきましょう。
臍帯血バンクの費用は、公的バンクと民間バンクで大きく異なります。
ドナーとして提供する公的バンクは無料ですが、臍帯血を自分や家族のために保管する民間バンクは有料です。

「わが子や家族の万が一に備えたい」と考えるなら、選択肢は民間バンクになります。私たちもそうでした。
公的バンクと民間バンクの費用の違い(「自分たちのために残す」なら民間一択)
公的バンクと民間バンクの違いを簡単に整理すると、以下のようになります。
公的バンク(無料)
- 費用負担なし(採取や保存のコストは国や医療機関が負担)
- 提供した臍帯血は誰かの移植に使用される(自分や家族は利用できない)
- ドナーとして社会貢献できる
民間バンク(有料)
- 費用負担あり(目安:月額2,980円~)
- 本人・家族が将来利用できる(再生医療の可能性もあり)
- 保管年数や契約内容は各社で異なる

「自分の家族のために使いたいか?」「費用を払ってでも保管する価値があるか?」を考え、どちらを選ぶか決めましょう。
私たち夫婦も、二女と三女の出産の際に民間バンクで臍帯血を保管したんですが、そのとき利用したのが民間で国内99%のシェアを誇るステムセル研究所でした。

民間臍帯血バンクの料金プラン(10年で約30〜36万円)
民間バンクは公的バンクと異なり、赤ちゃん(子ども)本人とその家族に使用可能です。
厚生労働省に届出されているのが、ステムセル研究所とアイル社の2社になります。
ステムセル研究所「HOPECELL」(国内シェア99.9%)

保管内容や期間に応じて、以下のようなプランがあります。
| プラン | 保管内容 | 月額料金 | 総額 | 1日あたりの費用(参考) |
|---|---|---|---|---|
| ONEホーププラン (10年) | 臍帯血または臍帯のみ | 2,980円 | 357,600円 | 約98円 |
| ONEホーププラン (20年) | 臍帯血または臍帯のみ | 3,530円 | 423,600円 | 約58円 |
| Wホーププラン (10年) | 臍帯血と臍帯の両方 | 3,980円 | 477,600円 | 約131円 |
| Wホーププラン (20年) | 臍帯血と臍帯の両方 | 5,080円 | 609,600円 | 約84円 |
- 保管期間は10年または20年から選択できます。
- 表示価格はすべて税込価格です。
- 「臍帯(へその緒)」には、骨や筋肉などのもとになる細胞が豊富に含まれており、より幅広い治療につながる可能性を持っています。

ちなみに、私たちは「ONEホーププラン(10年)」(当時は「ベーシックプラン」の10年でした)で契約しています。
分割手数料が無料なので、月々約3,000円の負担で済むのが決め手でした。
株式会社アイル

株式会社アイルでは、毎年の更新型で費用が発生します。以下は、10年間、20年間保管した場合の費用の例です。
| プラン | 初期費用 | 処置料 | 保管費用(年間10,000円) | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 10年保管 | 20,000円 | 140,000円 | 100,000円(プリペイドの場合:80,000円) | 260,000円(プリペイドの場合:240,000円) |
| 20年保管 | 20,000円 | 140,000円 | 200,000円(プリペイドの場合:160,000円) | 360,000円(プリペイドの場合:320,000円) |
総額で見ると高い?
正直に言います。
最初にこの金額を見たとき、私も妻も「うっ、高い……」と躊躇しました。
これから教育費もかかる時期に、ポンと出せる金額ではありません。
でも、こう考え直してみたんです。
1日あたり「約98円」の安心料
ステムセル研究所の10年プラン(総額357,600円)を、10年間(3650日)で割ってみました。
357,600円 ÷ 3,650日 ≒ 97.9円
「1日あたり、100円以下」。
ペットボトル1本、あるいはコンビニコーヒー1杯を我慢すれば、わが子の命を守るかもしれない「保険」に入れる。
そう考えた瞬間、「これなら決して高くない。むしろ安いかもしれない」と、ストンと腹に落ちたんです。
「使わなかったら損」ではない
もう一つの懸念は「もし使わなかったら、36万円が無駄になるのでは?」ということでした。
しかし、これは自動車保険や医療保険と同じです。
「事故に遭わなかったから保険料が損だった」とは思いませんよね。
「何もなくてよかった」と思えることこそが、一番の幸せなんです。
さらに、私たちには「自閉症の長女」という、切実な事情もありました(後ほどお話しします)。
そして、この費用をさらに抑える方法もあります。
詳細は後ほどご説明しますね。

2社のうち、どっちのほうがいいの?
結論、私たちも保管したステムセル研究所をおすすめします。
これも詳細は後述しますが、ポイントだけお伝えすると、
- 月額2,980円から利用できて、負担が少ない
- 民間臍帯血バンクのシェア99%
- 採取した臍帯血を家族で利用できる可能性あり
- 厳格な品質管理と最新の技術で、信頼性が高い

こういった理由です。
民間バンクで保管する場合は、ステムセル一択になるでしょう。
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公的バンクと民間バンクの違いを、もう少し詳しく

そもそも臍帯血バンクとは、赤ちゃんのへその緒から採取される「臍帯血」を保存し、将来の治療に活用できるようにする施設です。
臍帯血には造血幹細胞が豊富に含まれ、白血病などの血液疾患の治療に利用されることがあります。
ご紹介したように、臍帯血バンクには公的バンクと民間バンクの2種類があり、それぞれ目的や費用が異なります。
公的バンクは、病気の患者に移植するために無償提供されるのに対し、民間バンクは自分や家族のために有料で保管するサービスです。

どちらを選ぶべきかは、それぞれのメリットや費用をしっかり比較することが大切です。
臍帯血バンクの役割とは?【再生医療への期待】
臍帯血は、白血病や悪性リンパ腫などの血液疾患に対する造血幹細胞移植に活用されてきました。
また、近年では再生医療の分野でも注目されており、神経系疾患や糖尿病、自閉症などの治療への応用が期待されています。
公的バンクでは、臍帯血を提供することで移植を必要とする患者を救うことができます。
一方、民間バンクでは、自分や家族のために保存することで、将来的に必要になった際に活用できる可能性があります。
臍帯血は何年間保管できる?【最適な保管期間とは】
臍帯血の保管期間は、技術的には20年以上保存可能ですが、実際に選べるプランは10年・20年です。
長期間保管するメリットは、将来の再生医療の進歩により、より多くの治療法が確立される可能性がある点です。
しかし、デメリットとして長期間の契約は費用負担が大きくなることが挙げられます。

10年以上保存しても実際に使用する確率は高いとは言えませんので、費用と必要性を天秤にかけて判断することが大切です。
公的バンクと民間バンクの違いをおさらい
では、公的バンクと民間バンクの違いをもう一度見ておきましょう。
公的バンクの特徴
- 目的:病気の患者に移植用として提供
- 費用:無料(ドナー提供)
- 利用者:誰でも移植に利用可能
- 管理機関:国や医療機関が運営
民間バンクの特徴
- 目的:本人や家族の治療用に保存
- 費用:有料(総額300,000円前後の費用が発生)
- 利用者:契約者のみ利用可能
- 管理機関:民間企業が運営
民間臍帯血バンクの利用が向いている人は?
上記の違いから、民間臍帯血バンクは以下のような人に向いています。
- 「子どもや家族の万が一の病気が心配」
- 「子どもや家族の将来を守るうえで最善を尽くしたい」
私たち夫婦が、なぜ民間臍帯血バンクでの保管を選んだのか
色々悩んだ結果、私たち夫婦は民間バンクである「ステムセル研究所(HOPECELL)」で、臍帯血を保管することに決めました。
理由はいくつかありますが、一番大きかったのは「自閉症治療への期待」です。

私の長女は自閉症。
現在確立された治療法がない中で、臍帯血を用いた再生医療が希望の光に見えたんです。
臍帯血治療による自閉症の改善の可能性については、以下の記事で詳しく解説しています。

そして、もう一つの理由。
「将来、『あのとき、保管しておけば……』と後悔する可能性を、ゼロにしたかったから」です。
繰り返しになりますが、確かに総額で見ると安価とは言えません。
でも、1日あたりで計算すると、わずか約98円。
決して手の届かない金額ではないはずです。
それに、これからご紹介する価値、そして私たち自身の体験談を知ってもらえれば、「なるほど、そういうことか」と納得いただけるんじゃないかと思います。

私たちが民間臍帯血バンク(ステムセル研究所)を利用するまでに至った経緯や、実際に保管した様子などについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
>>【実体験】臍帯血を保管せず、本当に後悔しない? 自閉症児を持つ親が語る「保管すべき理由」
民間臍帯血バンクのメリット・デメリット

民間バンクを利用した臍帯血保管は決して安価ではありませんが、長期的に見れば非常に価値のある投資です。
臍帯血は家族の万が一に対応できる可能性があるため、費用に十分見合うメリットがあります。
民間バンクでの臍帯血保管の主なメリット
- 将来の病気治療の可能性
- 子どもや母親にリスクがない
- 家族間での利用の可能性
臍帯血には、造血幹細胞が豊富に含まれており、白血病や再生不良性貧血などの血液疾患の治療に用いられます。
将来的には脳性麻痺や自閉症などの治療にも役立つ可能性があるため、家族の誰かがこれらの病気にかかった場合、保管している臍帯血を用いることで、迅速に治療を開始できる見込みがあります。
また、臍帯血の採取は無痛かつ安全であり、子どもや母親にリスクがない点も大きなメリットです。


さらに、将来的な医療技術の進歩により、臍帯血の利用範囲が広がる可能性もあり、保管の価値がさらに高まるかもしれません。
公的バンクと異なり、民間バンクでは自分や家族のために使用することができます。
したがって、民間バンクでの臍帯血保管は、長期的な視点での家族の将来への投資と言えます。
民間バンクでの臍帯血保管のデメリット
もちろん、良いことばかりではありません。
私たちも契約するまで、デメリットについてもしっかり考えました。
一番のデメリットは、やはり「費用」と「使うかどうか分からない」という点です。
「この30万円があれば、もっといいベビーカーが買えるかも」
「結局、一度も使わずに保管期間が終わったら、もったいないよね」
こんな会話を妻としていました。
でも、私たちは考え方を変えました。
これは、「使うか使わないか」で価値を測るものではない、と。


臍帯血は白血病などの血液疾患だけでなく、近年では脳性麻痺や自閉症といった分野でも、治療への応用が期待されています。
将来、もしわが子や家族が大変な病気になったとき。
「治療の選択肢が一つでも多くある」という事実が、どれほどの心の支えになるだろうか。
その万が一の可能性に備えるための、一種の「医療保険」であり、「未来への投資」なんだと考えることにしたんです。
そう思えたとき、費用の高さや「使わないかもしれない」という不安よりも、「今しかできない備えをしない」という後悔の方が怖い、と強く感じました。
もし将来、治療法が確立されたとき。
「あのとき36万円を惜しんだせいで、娘に治療を受けさせてあげられない」
そんな後悔だけは、死んでもしたくないと思いました。
臍帯血は、出産のあの一瞬しか採れません。
お金は後で稼げますが、このチャンスは二度と戻ってきません。
これが、私たちが契約を決めた最大の理由です。
なお、臍帯血バンクのデメリットについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
民間臍帯血バンクのステムセル研究所とは?
株式会社ステムセル研究所は、1999年8月に設立された、民間臍帯血バンクのパイオニアです。
20年以上の歴史を持ち、臍帯血の保管や再生医療関連の研究開発を行っています。
ざっくりまとめると、民間バンクでは国内99%の圧倒的なシェア。
さらに、最先端の幹細胞処理プロセスと高い品質基準を維持し、安全で安心できる幹細胞の調製と保管に注力。
また、臍帯血の保管だけでなく、臍帯血幹細胞を用いた再生医療関連の研究開発も行っています。
フリーアナウンサーの桝田絵理奈さん・内田恭子さんや、プロゴルファーの東尾理子さん、俳優の釈由美子さんなど、多くの著名人も利用されています。

一言でいえば「安心して臍帯血の保管を任せられる会社」ということになります。
\子どもや家族の万が一の病気に備える/

なお、以下の記事でステムセル研究所の評判や口コミを詳しく紹介しています。
【実体験】数ある中で「ステムセル研究所」一択だった理由

民間バンクの中でも、なぜ私たちが「ステムセル研究所」を選んだのか。
理由は「シェア99%だから」という単純なものだけではありません。
実際に自分たちで確かめて、納得できたからです。
- 最新・最先端の設備で、とにかく安心感が違う
大事な大事なな臍帯血を預けるわけですから、保管環境の安全性は何より大事です。
ステムセル研究所は20年以上の歴史を持つパイオニアで、その設備と管理体制は圧倒的でした。 - いざというときのサポート体制が手厚い
万が一、臍帯血を使う日が来ても、専用の相談窓口があり、スピーディーに対応してもらえる。
この「もしも」のときの安心感は、お金には代えられません。 - 勧誘が一切なく、対応は誠実
これが私たちにとっての決め手の一つでした。
資料請求した後、しつこい電話や勧誘は本当に一切ない。
専任の担当者がついてくれましたが、私たちのペースで質問に丁寧に答えてくれるだけ。
この誠実な姿勢に、「ここなら信頼して任せられる」と確信しました。

正直、資料請求するまでは半信半疑でした。
でも、その誠実な対応と、わかりやすい資料のおかげで、私たちの不安はスッと消えていったんです。
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民間臍帯血バンクの保管費用を抑える方法

ステムセル研究所には、嬉しい割引制度が用意されています。
保管費用を抑える方法【割引制度について】
民間臍帯血バンクの費用は決して安くはありませんが、割引制度を活用すればコストを抑えることが可能です。
ステムセル研究所では、分割払いの利用や割引制度を活用できます。
費用を抑える方法(ステムセル研究所の場合)
- 分割払いを利用する
ステムセル研究所では、最大120回の分割払いが手数料無料
月々2,980円から支払い可能(10年保管の場合) - 全額一括払い割引を活用する
15,000円の割引(臍帯血のみの保管プラン)
20,000円の割引(臍帯血・臍帯の両方を保管するプラン) - 紹介特典を利用する
既存契約者の紹介を受けることで、ギフト券10,000円分がもらえる

家計への負担を少しでも減らしつつ、未来への備えもできる、というのは大きな安心材料でした。
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まとめ:費用は「未来へのプレゼント」と考えよう
ここまで、私たちの実体験をもとに、臍帯血の保管費用や価値についてお話ししてきました。
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 民間バンクの相場は10年で約30〜36万円。
- 日割り計算すると「1日約98円」。ペットボトル1本分。
- 「高い」と感じるかもしれないが、「一生に一度の機会」を逃すリスクの方が重い。
- 信頼性とコストバランスで選ぶなら、シェアNo.1のステムセル研究所がおすすめ。
臍帯血の保管は、将来の安心を手に入れるための価値ある選択肢の一つだと、私たち夫婦は心から思っています。


もちろん、最終的に決めるのは、あなたとあなたのパートナーです。
だからこそ、まずはご自身の目で、詳しい情報を確かめてみてください。
私たちは、この費用を「娘への最初のプレゼント」だと考えました。
洋服やおもちゃはいつでも買えますが、臍帯血という「未来の可能性」は、今しか残してあげられないからです。
もし、少しでも迷っているなら、まずは無料の資料請求をしてみてください。
詳しいプランや割引情報、そして先輩ママたちの体験談を読むだけでも、考えが整理されるはずです。

あなたの決断が、ご家族にとって後悔のないものになることを願っています。

