【2025年最新】臍帯血バンクの保管に必要な費用は?|相場と料金プランを解説

【2025年最新】臍帯血バンクの保管に必要な費用は?|相場と料金プランを解説
ケンサク

ケンサク

はじめまして、ケンサクといいます。
重度知的障害を伴う自閉症の娘を育てる父親で、7年以上療育を行ってきました。
子ども発達障がい支援アドバイザー資格を保有。

【経験・実績】
◎児童発達支援事業立ち上げに携わる
◎約10の療育(児童発達支援事業所)を体験
◎学校教材の編集・制作経験(約7年)
◎発達障害児向け教材の分析
◎3人目の妊娠にて新型出生前診断(NIPT)
◎2人目・3人目の出産にて臍帯血を保管
【メディア掲載】
◎「よくわかるNIPT・遺伝子検査」

療育、出生前診断、臍帯血、妊娠・出産に役立つ情報を、わかりやすく実践的な形式でお届けします。

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「臍帯血バンクの保管に必要な費用って、どれくらいだろう?」「相場や料金プランを詳しく知りたい」といった方へ。
臍帯血バンクには公的バンク(無料)と民間バンク(有料)があり、それぞれ役割が異なります。私たち夫婦は民間バンクを利用しました。
「実際どれくらい費用が必要なの?」「割引制度はあるの?」「保存期間は?」といった疑問に、実体験を踏まえてお答えしていきます。

この記事を読んでわかること
  • 臍帯血バンクの保管費用の相場・料金プラン
  • 公的バンクと民間バンクの違い
  • 臍帯血バンクを利用するメリット・デメリット

このブログ記事では、臍帯血バンクの費用の詳細や相場、利用するメリットなどを分かりやすく解説します。あなたが臍帯血バンクを利用すべきかどうか、しっかりと判断できるようにお手伝いしますので、ぜひ最後までご覧ください!

※本記事はプロモーションを含みます。

臍帯血バンクの保管に必要な費用は?|相場と料金プランを解説

臍帯血バンクの保管に必要な費用は?|相場と料金プランを解説

臍帯血バンクの費用は、公的バンクと民間バンクで大きく異なります。ドナーとして提供する公的バンクは無料ですが、臍帯血を自分や家族のために保管する民間バンクは有料です。

公的バンクと民間バンクの費用の違い

公的バンクと民間バンクの違いを簡単に整理すると、以下のようになります。

公的バンク(無料)

  • 費用負担なし(採取や保存のコストは国や医療機関が負担)
  • 提供した臍帯血は誰かの移植に使用される(自分や家族は利用できない)
  • ドナーとして社会貢献できる

民間バンク(有料)

  • 費用負担あり(目安:月額2,980円~)
  • 本人・家族が将来利用できる(再生医療の可能性もあり)
  • 保管年数や契約内容は各社で異なる

「自分の家族のために使いたいか?」「費用を払ってでも保管する価値があるか?」を考え、どちらを選ぶか決めましょう。

私たち夫婦も、二女と三女の出産の際に民間バンクで臍帯血を保管したんですが、そのとき利用したのが民間で国内99%のシェアを誇るステムセル研究所でした。

民間臍帯血バンクの料金プラン

民間バンクは公的バンクと異なり、赤ちゃん(子ども)本人とその家族に使用可能です

厚生労働省に届出されているのが、ステムセル研究所とアイル社の2社になります。

ステムセル研究所

ステムセル研究所
(出所:ステムセル研究所「HOPECELL」公式HP)

保管内容や期間に応じて、以下のようなプランがあります。

プラン保管内容月額料金総額
ONEホーププラン
(10年)
臍帯血または臍帯のみ2,980円357,600円
ONEホーププラン
(20年)
臍帯血または臍帯のみ3,530円423,600円
Wホーププラン
(10年)
臍帯血と臍帯の両方3,980円477,600円
Wホーププラン
(20年)
臍帯血と臍帯の両方5,080円609,600円
  • 保管期間は10年または20年から選択できます。
  • 表示価格はすべて税込価格です。
  • 「臍帯(へその緒)」には、骨や筋肉などのもとになる細胞が豊富に含まれており、より幅広い治療につながる可能性を持っています。

ちなみに、私たちは「ONEホーププラン(10年)」(当時は「ベーシックプラン」の10年でした)で契約しています。

今は各種割引制度を利用可能です(詳細は後述しています)。

株式会社アイル

株式会社アイル
(出所:株式会社アイル 公式HP)

株式会社アイルでは、毎年の更新型で費用が発生します。以下は、10年間、20年間保管した場合の費用の例です。

プラン初期費用処置料保管費用(年間10,000円)合計
10年保管20,000円140,000円100,000円(プリペイドの場合80,000円)260,000円(プリペイドの場合240,000円)
20年保管20,000円140,000円200,000円(プリペイドの場合160,000円)360,000円(プリペイドの場合320,000円)
※処置料は分割払いが可能です。

2社のうち、どっちのほうがいいの?

結論、私たちも保管したステムセル研究所をおすすめします。なぜかというと、

  • 月額2,980円から利用できて、負担が少ない
  • 民間臍帯血バンクのシェア99%
  • 採取した臍帯血を家族で利用できる可能性あり
  • 厳格な品質管理と最新の技術で、信頼性が高い

こういった理由です。民間バンクで保管する場合は、ステムセル一択になるでしょう。

「子どもや家族の将来を守る」臍帯血バンク

公的バンクと民間バンクの違いを、もう少し詳しく

公的バンクと民間バンクの違いを、もう少し詳しく

そもそも臍帯血バンクとは、赤ちゃんのへその緒から採取される「臍帯血」を保存し、将来の治療に活用できるようにする施設です。臍帯血には造血幹細胞が豊富に含まれ、白血病などの血液疾患の治療に利用されることがあります。

ご紹介したように、臍帯血バンクには公的バンク民間バンクの2種類があり、それぞれ目的や費用が異なります。公的バンクは、病気の患者に移植するために無償提供されるのに対し、民間バンクは自分や家族のために有料で保管するサービスです。

どちらを選ぶべきかは、それぞれのメリットや費用をしっかり比較することが大切です。

臍帯血バンクの役割とは?【再生医療への期待】

臍帯血は、白血病や悪性リンパ腫などの血液疾患に対する造血幹細胞移植に活用されてきました。また、近年では再生医療の分野でも注目されており、神経系疾患や糖尿病、自閉症などの治療への応用が期待されています

公的バンクでは、臍帯血を提供することで移植を必要とする患者を救うことができます。一方、民間バンクでは、自分や家族のために保存することで、将来的に必要になった際に活用できる可能性があります

公的バンクと民間バンクの違いをおさらい

冒頭でも紹介しましたが、公的バンクと民間バンクの違いをもう一度見ておきましょう。

公的バンクの特徴

  • 目的:病気の患者に移植用として提供
  • 費用:無料(ドナー提供)
  • 利用者:誰でも移植に利用可能
  • 管理機関:国や医療機関が運営

民間バンクの特徴

  • 目的:本人や家族の治療用に保存
  • 費用:有料(総額300,000円前後の費用が発生)
  • 利用者:契約者のみ利用可能
  • 管理機関:民間企業が運営

民間臍帯血バンクの利用が向いている人は?

上記の違いから、民間臍帯血バンクは以下のような人に向いています。

民間臍帯血バンクの利用が向いている人
  • 「子どもや家族の万が一の病気が心配」
  • 子どもや家族の将来を守るうえで最善を尽くしたい」

でも、やっぱり高い気がする……

私たち夫婦は、ステムセル研究所の「ONEホーププラン(10年)」にあたるプランで契約していますが、「結局、総額で見れば高いじゃないか」というご意見もあると思います。

それでも私たちからすれば民間臍帯血バンクの保管がおすすめです。その理由は、以下の記事で詳しく紹介しています。

>>【実体験】臍帯血は保管しないと後悔する?|保管すべき理由

私たちが民間臍帯血バンク(ステムセル研究所)を利用するまでに至った経緯や、実際に保管した様子などについて、さらに詳しく紹介しています。

民間臍帯血バンクのステムセル研究所とは?

株式会社ステムセル研究所は、1999年8月に設立された、民間臍帯血バンクのパイオニアです。20年以上の歴史を持ち、臍帯血の保管や再生医療関連の研究開発を行っています。

ざっくりまとめてしまうと、民間バンクでは国内99%の圧倒的なシェア。さらに、最先端の幹細胞処理プロセスと高い品質基準を維持し、安全で安心できる幹細胞の調製と保管に注力。また、臍帯血の保管だけでなく、臍帯血幹細胞を用いた再生医療関連の研究開発も行っています。

フリーアナウンサーの桝田絵理奈さん・内田恭子さんや、プロゴルファーの東尾理子さん、俳優の釈由美子さんなど、多くの著名人も利用されています。

一言でいえば「安心して臍帯血の保管を任せられる会社」ということになります。

子どもや家族の万が一の病気に備える

なお、以下の記事でステムセル研究所の評判や口コミを詳しく紹介しています。

>>【実体験】ステムセル研究所の臍帯血保管は怪しい?評判や口コミは?

民間臍帯血バンクの保管期間と費用の関係|長期保存は可能?

民間臍帯血バンクの保管期間と費用の関係|長期保存は可能?

民間臍帯血バンクの契約プランは、ステムセル研究所の場合「10年」「20年」のプランがあり、各種割引制度が利用可能です。

技術的には20年以上の保存も可能ですが、長期になるほど総額の費用も増えますので、契約前に長期保存のメリット・デメリットを理解し、費用対効果を検討しましょう。

臍帯血は何年間保管できる?【最適な保管期間とは】

臍帯血の保管期間は、技術的には20年以上保存可能ですが、実際に選べるプランは10年・20年です。

長期間保管するメリットは、将来の再生医療の進歩により、より多くの治療法が確立される可能性がある点です。しかし、デメリットとして長期間の契約は費用負担が大きくなることが挙げられます。

10年以上保存しても実際に使用する確率は高いとは言えませんので、費用と必要性を天秤にかけて判断することが大切です。

長期保存のリスクと費用負担を知ろう

長期間の保存には、リスクとコストの両面を考慮する必要があります。

コスト面のリスク

  • 保管費用の総額が高め(10年で総額300,000円前後、20年でさらに高額)

技術面のリスク

  • 長期保存後に利用可能な状態か保証されない
  • 現時点での医療技術では、利用用途が限られる

例えば、アメリカでは30年以上保存された臍帯血が移植に成功した事例もありますが、日本では20年以上の保存実績が少ないため、長期保管の効果は未知数です。契約前に費用負担と技術的な可能性をしっかり検討しましょう。

ステムセル研究所に直接確認したところ、国内では10歳未満への投与実績がほとんどでしたが、ステムセル研究所の臍帯血は「29年保存しても問題ない」という研究結果が出ているそうです。

99%の圧倒的シェア

民間臍帯血バンクの保管費用を抑える方法

民間臍帯血バンクの保管費用を抑える方法
(出所:ステムセル研究所「HOPECELL」公式HP)

保管費用を抑える方法

民間臍帯血バンクの費用は決して安くはありませんが、割引制度を活用すればコストを抑えることが可能です。

ステムセル研究所では、分割払いの利用や割引制度を活用できます。

費用を抑える方法(ステムセル研究所の場合)

  1. 分割払いを利用する
    • ステムセル研究所では、最大120回の分割払いが手数料無料
    • 月々2,980円から支払い可能(10年保管の場合)
  2. 全額一括払い割引を活用する
    • 15,000円の割引(臍帯血のみの保管プラン)
    • 20,000円の割引(臍帯血・臍帯の両方を保管するプラン)
  3. 紹介特典を利用する
    • 既存契約者の紹介を受けることで、ギフト券10,000円分がもらえる

ただし、紹介特典については、「SNSを利用した不特定多数への勧誘や本特典の売買行為は禁止しており、本キャンペーンの適用外となります」と記載されています。SNS等で勧誘を受けた際は、くれぐれもご注意ください。

チャンスは出産時の一度きり!

民間臍帯血バンクのメリット・デメリット

民間臍帯血バンクのメリット・デメリット

民間バンクを利用した臍帯血保管は決して安価ではありませんが、長期的に見れば非常に価値のある投資です。臍帯血は家族の万が一に対応できる可能性があるため、費用に十分見合うメリットがあります。

民間バンクでの臍帯血保管の主なメリット

  • 将来の病気治療の可能性
  • 子どもや母親にリスクがない
  • 家族間での利用の可能性

臍帯血には、造血幹細胞が豊富に含まれており、白血病や再生不良性貧血などの血液疾患の治療に用いられます。将来的には脳性麻痺や自閉症などの治療にも役立つ可能性があるため、家族の誰かがこれらの病気にかかった場合、保管している臍帯血を用いることで、迅速に治療を開始できる見込みがあります。

また、臍帯血の採取は無痛かつ安全であり、子どもや母親にリスクがない点も大きなメリットです。

さらに、将来的な医療技術の進歩により、臍帯血の利用範囲が広がる可能性もあり、保管の価値がさらに高まるかもしれません。公的バンクと異なり、民間バンクでは自分や家族のために使用することができます。

したがって、臍帯血保管は長期的な視点での家族の将来への投資と言えます。

民間バンクでの臍帯血保管のデメリット

臍帯血保管には多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。

やはり、費用面になるでしょう。ご紹介したように、非常に価値があるものとはいえ、それなりの金額がかかります。また、臍帯血を実際に使用する機会が訪れるかどうかはわかりません。

費用や将来的な医療技術の進歩などを総合的に判断し、家族の将来を考えた選択をする必要があります。

なお、臍帯血バンクのデメリットについては、以下の記事でもう少し詳しくまとめています。

>>臍帯血バンクにデメリットはある?|利用時の注意点も紹介

民間臍帯血バンク(ステムセル研究所)をおすすめする理由

民間臍帯血バンク(ステムセル研究所)をおすすめする理由

メリットとデメリットを踏まえ、私たち夫婦は民間バンクで臍帯血を保管しました。主な理由は、次の3つです。

ステムセル研究所をおすすめする理由
  • 最新・最先端の保存設備
  • 臍帯血を利用する際の手厚いサポート
  • 「臍帯」の保存が可能

まずは大前提として、大切な臍帯血を保管するために最新・最先端の設備を備えていますので、安心・安全に保管できます。当たり前のことかもしれませんが、最も大事なポイントです。

また、もし臍帯血を実際に利用するとなった場合でも、サポート体制は充実。専用の相談窓口があるので、いざというときもスピーディーに対応できるので安心です。

利用前でも、資料請求した後は何度でも色々相談することができました。しつこい勧誘は一切なく、専任担当者もついてもらえるので安心です。

さらに、臍帯血を万が一うまく採取できなかった場合は、「臍帯」(骨や軟骨などのもととなる細胞を豊富に含む)を保管するプランも。こちらを治療に使用できるという可能性もあります。

前述の圧倒的なシェアと充実したサービス内容を踏まえると、「ステムセルであれば、安心して臍帯血を保管できる」と考えました。

【99%の圧倒的シェア】ステムセル研究所

【まとめ】費用とプランを理解し、最適な選択を

このブログ記事では、臍帯血バンクの費用と選び方について詳しく解説しました。以下に要点をまとめます。

この記事のポイント

  • 臍帯血バンクには公的と民間があり、民間は有料(10年保管で30万円前後が相場)
  • 割引制度を活用すれば、多少なりとも費用を抑えられる
  • 子どもや家族の将来を守るうえで、民間バンクの利用は大きな価値がある
  • 民間バンクを利用する場合は、ステムセル研究所での保管がおすすめ

臍帯血の保管は、将来の医療の進歩を見据えた選択肢の一つです。ある程度の費用はかかるものの、それに見合った価値は十分あると、私たち夫婦は実体験から強く思っています。

ステムセル研究所の資料請求は無料です。詳細の費用についてはもちろん、プランの内容や臍帯血を保管している方々の体験談など、かなり詳しく紹介されています。しつこい勧誘は一切ないので、悩んでいる方はまずは資料請求して考えてみるのがおすすめです。

今妊娠中の方は、必ず一度は検討することをおすすめします。検討するだけなら無料です

【まとめ】費用とプランを理解し、最適な選択を
こんな感じで、無料でたくさんの資料をいただけます

臍帯血の採取・保管は、出産を控えたこのタイミングでしかできません。後になって「やっぱりやっておけばよかった」といった後悔のないよう、ぜひ早めに検討してみてください

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

今回紹介した臍帯血バンク
  • ステムセル研究所
    国内シェア99%を誇る民間臍帯血バンク。脳性麻痺や自閉症などに対する再生医療に利用できる可能性が注目されています。妊娠中の方は、一度は検討することをおすすめします。

>>ステムセル研究所の詳細・無料の資料請求はこちら

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