
「自閉症のわが子に、どんなおもちゃを選べばいいんだろう?」 「せっかく買ってもすぐに飽きてしまう」
「遊びを通して、子どもの発達を少しでもサポートしてあげたい」
自閉症スペクトラム(ASD)のお子さんを育てる中で、おもちゃ選びは多くの親御さんが直面する悩みのひとつではないでしょうか。
感覚がとても繊細だったり、特定のものに強いこだわりがあったり。
だからこそ、お子さん一人ひとりの個性や特性に寄り添ったおもちゃ選びが、何より大切になります。
- 自閉症の子どもが「本当に夢中になる」おもちゃ
- 発達段階に合わせた「失敗しない」おもちゃの選び方
- コストを抑えつつ、賢くおもちゃを試せるサービスや購入方法
このブログ記事を読めば、おもちゃ選びで迷うことはありません。
お子さんが心から夢中になれるおもちゃが見つかり、親子の時間がもっと豊かで楽しいものになるはずです!

※本記事はプロモーションを含みます。
目次
【結論】自閉症の娘が夢中になった、おすすめのおもちゃ12選!

まず結論から。
これまで自閉症の長女が夢中になって遊び、確かな成長を感じられたおもちゃは、以下の12種類です。
これらは、お子さんの特性に合わせて「一人遊び」「感覚遊び」「コミュニケーション遊び」の3つのタイプに分けられます。
🧸 1人で集中できるおもちゃ
- トランポリン:エネルギーの発散と体幹トレーニングに。
- ひも通し:指先の器用さと集中力を育む。
- パズル:思考力と空間認識能力を鍛える。
- 積み木:創造力と想像力を伸ばす。
- マジックキューブ:論理的思考と記憶力を刺激する。
✨ 感覚を刺激(調整)するおもちゃ
- 塗り絵:集中力を高め、色彩感覚を養う。
- ぬいぐるみ:安心感を与え、情緒を安定させる。
- 音楽玩具:聴覚を刺激し、リズム感を育む。
👨👩👧 親子で関わる力を育むおもちゃ
- おままごとセット:コミュニケーションと社会性を学ぶ。
- ボール:身体の使い方と協調運動を促す。
🌀 その他(体幹・感覚統合)
- バランスボード:体幹とバランス感覚を養う。
- センサリーボトル:視覚を刺激し、心を落ち着かせる。

これらのおもちゃは、後ほど一つひとつ、なぜおすすめなのか、どんな風に娘が遊んでいるのかを詳しく解説しますね。
なぜ? どう選ぶ? 自閉症児のおもちゃ選び「3つの鉄則」

「うちの子に合うのはどのタイプだろう?」
迷ったら、次の3つの鉄則を参考にしてください。
これは、私がおもちゃ選びで数々の失敗と成功を繰り返して見つけ出した、最も大切なポイントです。
鉄則1:何よりも「安全性」を最優先する
自閉症の子どもは、時に予測できない方法でおもちゃを使うことがあります。
パーツを口に入れてしまう可能性も考え、
「口に入れても安全な素材か」
「誤飲の危険がない大きさか」
「角が丸く、壊れにくいか」
は必ず確認しましょう。
特にブロックなどは、最初は大きめのパーツを選ぶと安心です。
鉄則2:子どもの「好き」というサインを見逃さない
おもちゃ選びで一番の成功の秘訣は、お子さんが何に興味を示すかをじっくり観察することです。
「特定の色が好き」「キラキラしたものが好き」「特定のキャラクターが好き」など、その子だけの「好き」があるはず。
その「好き」に合ったおもちゃを選ぶと、驚くほど長く遊んでくれることがあります。
鉄則3:「遊び方がシンプル」であること
複雑なルールや操作が必要なおもちゃは、かえってお子さんを混乱させてしまうことがあります。
振るだけ、はめるだけ、積むだけ、通すだけといった、直感的でシンプルな遊び方ができるおもちゃから始めるのがおすすめです。
成功体験を積み重ねることが、子どもの「やりたい!」という意欲につながります。
【実録】自閉症の娘が夢中になった! おすすめのおもちゃを解説

それでは、先ほどリストアップしたおもちゃを、娘の具体的なエピソードを交えながら詳しくご紹介します。
1人で遊べるおもちゃ
トランポリン

これは療育の専門家も「鉄板」と口を揃えるアイテム。
有り余るエネルギーを発散させ、多動やイライラを落ち着かせる効果が期待できます。
娘もご機嫌ななめのときに、自分で飛んでストレスを発散させています。
体幹が鍛えられ、姿勢が良くなるという嬉しい効果も。
「感覚統合」にも有効です(以下の記事で詳しく紹介しています)。
なお、家の中に置くなら、大きすぎず、安全なものがおすすめです。
ひも通し

手先が不器用で、目で見たものを手で操作するのが苦手だった娘。
ひも通しは、この「目と手の協応」を鍛えるのに最適なトレーニングになりました。
最初は大きな穴のビーズから始め、今では小さな穴のパーツも通せるように。
指先が器用になると、食事や着替えなど日常生活の動作もスムーズになります。
パズル

最初はまったく興味を示さなかったパズル。
でも、彼女が大好きなアンパンマンの絵柄で、簡単な3ピースのものから試したところ、少しずつはまるように。
今では、20分以上も集中して200ピースのパズルを完成させられるようになりました。
この集中力は、他の学びにも良い影響を与えています。
枠あり
枠なし
積み木

高く積んでは、ガシャーン!と崩す。
最初はそれだけでしたが、それも立派な遊び。
崩れる音や感触を楽しんでいるうちに、だんだんと「積む」ことの面白さに気づいていきました。
「どうすれば高く積めるか?」と試行錯誤する中で、創造力や問題解決能力が育まれているのを感じます。
マジックキューブ(ルービックキューブ)

これは少しレベルが高いかもしれませんが、カチカチと回す感触や、色が変わっていく視覚的な面白さが、娘の興味を引きました。
まだ十分に扱うことはできませんが、「同じ色を集めてみよう」という課題に取り組むことで、記憶力や空間認識力を刺激しています。
まずは簡単な2×2サイズからがおすすめです。
感覚を刺激(調整)するおもちゃ
塗り絵

ただ自由に塗らせるだけでなく、「この丸の中を赤で塗ってみよう」と声をかけるだけで、立派な療育になります。
枠からはみ出さないように塗ることで、指先のコントロールや集中力が養われます。
ぬいぐるみ

娘にとって、ぬいぐるみはただのおもちゃではなく、心の安定剤のような存在です。
特に肌触りの良いひんやりとした感触のぬいぐるみがお気に入りで、不安な時にぎゅっと抱きしめて落ち着いています。
お子さんの好きな感触のぬいぐるみを見つけてあげると、最高の「お友達」になってくれるでしょう。
音楽玩具

聴覚に過敏さがあるお子さんもいますが、娘の場合は木琴の澄んだ音が心地よかった様子。
叩く場所によって音が変わるのが面白く、夢中になって演奏しています。
リズム感や聴覚の発達を促すのに役立っています。
大人(親)と一緒に遊べるおもちゃ
おままごとセット

やり取りが苦手な娘ですが、おままごとセットは貴重なコミュニケーションの機会になっています。
私が「にんじんをトントンしてちょうだい」と言うと、包丁のおもちゃで野菜を切って渡してくれる。
この簡単なやり取りの積み重ねが、社会性を育む第一歩になります。
できるだけ本物に近い、リアルなデザインのものが子どもの興味を引きやすいです。
ボール

「はい、どうぞ」「ありがとう」と声をかけながら、親子でボールを転がし合う。
これだけで、コミュニケーションの基礎であるキャッチボールが学べます。
ボールを目で追うことで、眼球運動のトレーニングにもなります。
その他
我が家にはないのですが、療育先で使って娘の反応がよかったものもご紹介しておきます。
- 【バランスボード】
体を動かして板の上に立ったり座ったりすることで姿勢を改善、体幹の強化につながります。 - 【センサリーボトル(水やオイルなどの液体と、ビーズやラメなどの小物を入れたペットボトル)】
療育先でもらったのですが、娘も振ったり回したりして遊んでいます。
ペットボトルの中の様子を観察することで落ち着くそうなので、こちらもおすすめです。
【賢い選択】おもちゃの購入・レンタルサービス活用術

「たくさん試したいけど、全部買うのは大変……」
「もし子どもが気に入らなかったら、もったいない……」
そんなときは、便利なサービスを賢く利用するのがおすすめです。
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Temu(テム)は、2023年7月に日本へ上陸した格安ECサイト(アプリ)です。
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特長は、豊富な品ぞろえと圧倒的な低価格。
おもちゃに関してもAmazonや楽天より安いものが多く、これまでご紹介してきた種類のおもちゃは、大体がこちらでも購入可能です。
ほかにも療育に役立つおもちゃが充実しています。
Temuの評判・口コミ
使い方は簡単で、Amazonや楽天と同様に無料の会員登録をしてから購入するだけ(会員登録することで、キャンペーンやクーポン、プロモーションの案内を受け取れます)。
アプリにも対応しています。
まずはサイトをのぞいてみて、面白そうなおもちゃがあればぜひ購入してみてください。

「まずは安いものでいいから、色んなおもちゃをたくさん使わせて反応を見たい」といった場合におすすめです!
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「AliExpress」での購入もおすすめ【安さと品質を兼ね備える】

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もちろん、自閉症児向けのおもちゃも豊富。
ある程度の品質がありながら、かなり安く手に入れることができます。

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Aliexpressについては、以下の記事で体験談を詳しく紹介しています。
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まとめ:お子さんに合ったおもちゃで、毎日の遊びを発達の機会に
自閉症の子どもにとって、おもちゃは単なる遊び道具ではありません。
世界とつながり、自分を表現し、成長するための大切なツールです。
大切なのは、お子さん一人ひとりの興味や発達段階をよく観察し、「これなら楽しめそう!」と思えるものを選んであげること。
そして、親が「こうやって遊ぶんだよ」と手本を見せたり、「できたね!」と一緒に喜んだりすることで、遊びはさらに豊かな学びへと変わっていきます。
今回ご紹介したおもちゃや選び方が、あなたとお子さんの毎日を、もっと笑顔で満たすための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。
よくある質問(Q&A)
Q
自閉症の子どもには、どんなおもちゃが一番向いていますか?
A
一概に「これ」とは言えませんが、感覚を心地よく刺激するもの(例:手触りの良いぬいぐるみ、センサリーボトル)や、ルールがシンプルで達成感を得やすいもの(例:簡単なパズル、積み木)が向いている傾向にあります。
何より、お子さんが興味を示すものを選ぶのが一番です。
Q
おもちゃを選ぶときに、一番気をつけるべきことは何ですか?
A
安全性の確認です。
特に、なんでも口に入れてしまう年齢のお子さんの場合は、誤飲の危険がないか、有害な物質が使われていないかを厳しくチェックしてください。
その上で、お子さんが飽きずに長く遊べるかを見極めることが大切です。
Q
買ってきたおもちゃで遊んでくれません。どうしたらいいですか?
A
まずは、親御さんが楽しそうに遊んで見せるのが効果的です。
「こうやって遊ぶと楽しいよ!」と手本を見せたり、遊びに誘ったりしてみてください。
また、おもちゃをすぐ手の届く場所に置かず、少し特別な場所に保管して「遊びたい」という気持ちを引き出すのも一つの方法です。
無理強いはせず、お子さんのペースを尊重してあげてください。
- Temu(テム):
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「色んなおもちゃをたくさん使わせて反応を見たい」といったときはおすすめです。
*公式HPはこちら⇒安くて品ぞろえ豊富な【Temu】
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「ある程度の品質にこだわりつつ、安く購入したい」といったときにおすすめです。
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