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「療育には運動が効果的だと聞いたことがあるけど、本当かな?」「運動療育ってどんなことをやるのかな?」といった親御さんへ。
結論、運動は効果的な療育方法です。私の娘は発達障害児ですが、運動を取り入れることで成長を促すことができました。今回はその具体的な方法や、どのような成長が見込めるのかということについて紹介します。
※本記事はプロモーションを含みます。
目次
療育において運動が効果的な理由
![療育において運動が効果的な理由](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2023/11/friends_kids-e1700323240489.png)
発達がゆっくりな子どもや発達障害の子どもにとって、運動は効果的な療育方法です。運動には身体的な健康維持や運動能力の向上だけでなく、そういった子どもにも良い影響を与えるとされています。
運動療育が効果的な理由
発達がゆっくりな子どもや発達障害の子どもに運動療育が効果的な理由はいくつかあります。
一番は、筋肉などの身体的な発達はもちろん、脳の機能的な発達も促すことができるということです。それによって体の使い方が上手くなり、体幹の弱さや不器用さなども改善されて、それまでできなかったことが運動を通してできるようになります。
運動療育で見込める効果
脳の発達を促すことで、以下のような様々な効果が期待できます。
- 療育を受ける体が形成される
- 日常生活の動作や学習・勉強がスムーズになる
- 他のお友だちとのコミュニケーションが改善
ただし、運動に対して苦手意識を持っているお子さんも当然いると思います。むやみやたらに運動させるのではなく、お子さんに合った適切なサポートが必要です。
具体的な方法については、次から紹介していきます。
運動療育の具体的な方法
![療育において運動が効果的な理由「運動療育の具体的な方法」](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2023/11/taiiku_dance-e1700323284841.png)
運動を取り入れた療育の具体的な方法についてご紹介します。以下、私の娘のピノ子(自閉症)も行ってみて効果のあった運動の例です。
もちろん、お子さんによって特性や成長度合いは異なると思いますので、お子さんに合った方法を試してみていただければと思います。
- 長時間の歩行
- 感覚統合遊び
- ダンス
これらの運動がどういう効果があるのかというのは後述しますので、ここでは、それぞれの方法について詳しくご紹介します。
長時間の歩行
「歩くことが一体何の関係があるんだ?」と思われるかもしれませんが、すごく重要なことだと思っています。
もしお子さんが、最低でも30分、または1時間程度、正しい姿勢かつ自分の足でしっかりと歩けるのであれば、あえてやる必要はないでしょう。しかし、そうでないのであればまずはここから取り組んでみることをおすすめします。
実際、ピノ子は最初のうちはまともに歩くことができていませんでした。。そもそも歩くことを嫌がっていたのもありますが、歩いたとしても体はぐにゃぐにゃ、道に落ちているものを拾う、草木に手を出す、ぴょんぴょん跳ねる……などなど、散々でした。。
もしピノ子と同じような成長度合いであれば、まずは親御さんと手をつないで歩く練習をしてみましょう。少しずつ、距離や時間を伸ばしていくとよいと思います。
ある程度歩けるお子さんであれば、一人でしっかり歩けるように練習すればOKです。階段や上り坂などもおすすめなので、試してみてください。
感覚統合遊び
感覚統合とは、様々な感覚器官から入ってくる情報を脳が正しく分類・整理し、適切に反応する能力のことです。発達がゆっくりな子どもや発達障害の子どもに対して、感覚統合機能を向上させるのは有効と考えられています。
感覚統合遊びにも様々ありますが、取り組みやすいところで言うと、トランポリンやひも通しなどがおすすめです。ピノ子も気に入ってよく遊んでいます。
感覚統合については、以下の記事で詳しく紹介していますので、ご覧ください。
ダンス
ピノ子の例で言うと、通っている幼稚園の授業でダンスを行っています。先生の動きや音楽に合わせて踊るのですが、正直ピノ子の場合はあまりできておらず……手をあげたり座ったりなど、簡単な動きを模倣するのがやっとというレベルです。。
しかし、この「模倣」がとても大事で、成長につながる大事なポイントです。
テレビやYouTubeなどの音楽(ダンス)映像を見せて、マネして踊ってみるのもよいと思います。
運動療育を取り入れた結果
![療育において運動が効果的な理由「運動療育を取り入れた結果」](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2023/11/pose_genki01_boy-e1700323333697.png)
療育において、上述した運動を取り入れることで、ピノ子の場合は次のような成長が見られました。
療育を受ける体が形成される
これは主に、長時間の歩行を行うことで効果が見られました。
正しい姿勢で長時間歩けるようになると、脳がいい状態となって、癇癪や問題行動が抑制されます。ピノ子の場合も、たとえば家にいてつまらなくなったり気に食わないことがあったりするとすぐに癇癪を起こしていましたが、歩くことで落ち着いた状態で過ごせることが増えました。
そもそも、療育を受けられる体になっていないと、療育の効果を最大限活かすことができません。具体的には、すぐに癇癪を起こしたり、先生の指示を受け入れられないようでは、あまり意味をなしません。
もし「普段から落ち着いて過ごすことができていない」という場合は、まずは最低限、体づくりの観点で歩行を取り入れてみることをおすすめします。
日常生活の動作や学習・勉強がスムーズに
これは主に、感覚統合遊びを行うことで効果が見られました。
上述した歩行と並行して、またはしっかり歩けるようになってから感覚統合に取り組んでもらうと効果が出やすいと思います(ピノ子の場合は、まずは歩くことを優先していました)。
ピノ子の場合は、トランポリンやひも通しなどをやることが多かったのですが、これによって体幹や集中力、目と手の協調動作などを鍛えられたと思います。
具体的には、たとえばズボンを履くときに片足で立ったり、学習をするときに椅子に長時間座ったり、加えて線つなぎや塗り絵などもかなり改善が見られました。
他のお友だちとのコミュニケーションが改善
これは主に、ダンスで模倣が少しずつできるようになってきてから改善が見られました。
模倣ができるようになったからコミュニケーションが改善されるというのは、一見関係がなさそうですが……模倣は他者の行動を観察し、マネをすることなので、ピノ子のようにそもそもお友だちをお友だちと認識できていない場合は、ある程度効果が見られました。
もう少し具体的に言うと、「他者への関心が出てきた」ということです。ダンスでは先生のお手本はもちろん、周りのお友だちと同じ動きをします。ピノ子の場合は視野が狭くお友だちへの関心もあまりなかったのですが、今では何となく意識するようになってきました。
模倣を通してお友だちへ関心が高まり、わずかながらコミュニケーションをとる場面が見られてきたのです。
おすすめの運動療育
ここまでは、主に家庭で取り組める運動療育についてご紹介しましたが、「家だけでやるのは不安」「本当に効果があるのか信用できない」というご意見もあるかと思います。そういった場合は、運動療育に特化した療育を活用するのもいいでしょう。
おすすめは、ピノ子も体験したへやすぽアシスト。累計2万人以上のサポート実績があり、各種メディアやSNS等で話題のオンライン療育です。
へやすぽアシスト
![感覚統合とは?【おすすめの遊びや支援の具体例を紹介】「へやすぽアシスト」](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2023/11/35a45c664390a175ed3470ab2b9a2482-1024x462.jpg)
一人ひとりの特性に合わせた運動療育プログラムを実践しているオンライン運動療育です。オンラインでも、エンタメ要素を取り入れた独自の仕掛けを施しているので、子どもが飽きる心配はいりません。Zoomを使用して自宅で受講できるので、通室時間を気にする必要もなく、送迎の手間も省けます。
コースは1回50分。発達特性や運動面での課題に合わせて、感覚統合をはじめとした、縄跳び・鉄棒・協調運動・ボディイメージの養成など、個別プログラムを作成します。テレビや新聞など、各種メディアでも取り上げられている、注目の療育です。
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また、以下の記事で、ピノ子が体験した様子やへやすぽアシストの詳細をご覧いただけます。
まとめ
療育において運動が効果的な理由、そして具体的な方法について紹介しました。
今回はピノ子の例を参考にご説明しましたが、長時間の歩行・感覚統合遊び・ダンスなどの運動療育を行うことで「療育を受ける体が形成される」「日常生活の動作や学習・勉強がスムーズになる」「他のお友だちとのコミュニケーションが改善される」といった効果が見込めます。
運動療育に興味がある親御さんは、ぜひこの機会に取り入れてみてください。
「家だけでやるのは不安」といった方は、へやすぽアシスト(詳細は別記事参照)のように運動療育に力を入れている療育を活用するのも有効です。こちらも選択肢の1つとして検討してみてください。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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