「おもちゃでなかなか遊べなくて困っている……夢中になってくれるおもちゃがあれば知りたいな」という、自閉症や発達がゆっくりなお子さんをかかえる親御さんへ。
そういったお子さんにおすすめのおもちゃを、自閉症の娘を育てる実体験をもとに、おもちゃの選び方や遊び方とあわせてご紹介します。
- 自閉症の子どもが夢中になる、おすすめのおもちゃ
- 自閉症の子ども向けのおもちゃの選び方・遊び方
- おすすめのサービスや購入方法
子どもの特性によって、夢中になるおもちゃとそうでないおもちゃは異なりますが、選び方や遊び方を知っておくことで、お子さんが興味を持って遊べる可能性が高まります。ぜひ、参考にしてください!
※本記事はプロモーションを含みます。
目次
自閉症児におすすめのおもちゃ12選!|夢中になるものを紹介
私の娘のピノ子は重度知的障害を伴う自閉症です。そのピノ子がこれまで夢中になって遊んできた(遊んでいる)12種類のおもちゃを先にお伝えすると、以下のとおりです。
1人で遊べるおもちゃ
- トランポリン
- ひも通し
- パズル
- 積み木
- マジックキューブ
感覚を刺激(調整)するおもちゃ
- 塗り絵
- ぬいぐるみ
- 音楽玩具
大人と一緒に遊べるおもちゃ
- おままごとセット
- ボール
その他
- バランスボード
- センサリーボトル
これらは店頭ではもちろんAmazonや楽天でも購入しやすいものですが、次に紹介するサイトで購入したり、サブスクサービスなどを活用するのもおすすめです。
- Temu(テム):
豊富な品ぞろえと圧倒的な低価格を誇るECサイト。「色んなおもちゃをたくさん使わせて反応を見たい」といったときはおすすめです。
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- And TOYBOX(アンドトイボックス):
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上記については後ほど詳しくご紹介しますが、まずはおもちゃの選び方についてご説明していきます。
自閉症児向けのおもちゃの選び方のコツ
自閉症の子ども向けのおもちゃの選び方は、当たり前ですが子どもの興味や発達段階によって異なります。
たとえば、やり取り遊びやごっこ遊びができるのであれば、「親と一緒に遊べるおもちゃ」でもよいでしょうし、それが難しい場合は「一人で遊べるおもちゃ」や「感覚を刺激(調整)するおもちゃ」がおすすめです。
それぞれ簡単にまとめると、次のようになります。
一人で遊べるおもちゃ
他人とのコミュニケーションが苦手なお子さんは、一人で遊べるおもちゃがおすすめです。
【例】パズル・積み木などの組み立てるおもちゃ、ひも通しなど
中度知的障害を伴う自閉症のピノ子も、このタイプのおもちゃでよく遊んでいます。
感覚を刺激(調整)するおもちゃ
感覚過敏や感覚鈍麻があるお子さんは、感覚を調整するおもちゃが効果的です。
【例】塗り絵、色や形や質感が豊かなぬいぐるみ、音などの刺激がある音楽玩具など
大人と一緒に遊べるおもちゃ
発達がある程度進んでいるお子さんであれば、大人(親)と一緒に遊べるおもちゃがよいでしょう。
【例】おままごとセット、ボールなど
おすすめのおもちゃを詳しく紹介【自閉症の娘が夢中になったもの】
ここからは、実際に自閉症のピノ子にも取り入れて反応がよかったもの、夢中になったものを具体的にご紹介します。
もちろん個人差があるので、必ずしもどのお子さんにもヒットするとは限りませんが、少しでも参考になればと思います。
一人で遊べるおもちゃ
トランポリン
おそらく「テッパン」と言ってもよいのではないでしょうか。これはどの療育施設でもおすすめされました。
自閉症児にありがちな姿勢の悪さを改善したり、ストレスやエネルギーを発散することで多動やイライラを抑えたり、リズム感の育成をしたり……などなど、様々な効果が期待できます。
さらに、「感覚統合」にも有効です。感覚統合については、以下の記事で詳しく紹介しています。
>>【効果あり】感覚統合遊びの具体例|トレーニング方法をわかりやすく
トランポリンは、ピノ子も気に入って定期的に使用しています。とはいえ、家の中でやるにはあまり大きすぎるものは使いたくないですし、小さすぎても子どもが満足してくれませんので……おすすめは中間くらいのものがよろしいかと。
参考までに、ピノ子が普段使っているトランポリンをご紹介しておきます(手すり付きですが、我が家は取り外して使っています)。
ひも通し
自閉症の子どもが苦手な「目で見て、手で動かす」という一連の動作をトレーニングできます。穴のあるパーツを選んだり色や形を揃えたりすることで、細部への注意力を高めることや、自由に組み合わせたり模様や形を作ったりすることで、創造力を高めることも可能です。
ピノ子も典型的な不器用&目の動きが悪かったのですが、ひも通しをやることでかなり鍛えられたのではないかと思います。
お子さんの発達段階で、穴の大きさやひもの長さなどは変えていく必要がありますが、参考までにピノ子が普段使っているひも通しをご紹介しておきます(こちらはブロック一つひとつにデザインがあるので、飽きることなく取り組むことができています)。
パズル
手先のトレーニングになるのはもちろん、パーツを組み合わせていくことで集中力や空間認識力などを鍛えることができます。まずは外枠付きでピースが少ないものから始め、徐々にピース数を増やしていき、慣れてきたら外枠のないジクソーパズルに取り組んでいくのがよいでしょう。
ピノ子はパズルが好きで、今では外枠のない200ピースくらいまではできるようになりました。パズルの絵柄も当然好みが分かれると思いますが、こちらも使っているものをご紹介しておきます。(アンパンマンばかりになってしまいますが。。)
枠あり
枠なし
積み木
積み木は、自由に組み立てたり崩したりすることで、創造力や想像力、手指の協調性などを育むことができます。ピノ子は最初崩すことしかできませんでしたが(笑)、繰り返し取り組むことでかなり高く積めるようになりました。
比較的大きなものが扱いやすいのでおすすめですが、色などは好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
ピノ子の場合は特にこだわりがないので、親の好みでナチュラルなものにしました(笑)
マジックキューブ(ルービックキューブ)
面ごとに色を揃えることで、記憶力や空間認識力などを高めることができます。まずは操作しやすい簡単な2×2のマジックキューブがおすすめです。
感覚を刺激(調整)するおもちゃ
塗り絵
色鉛筆やクレヨンで絵を塗ることで、集中力や手指の動きなどを発達させることができます。カラーリングブックでもただの紙でもよいので、まずは大きめのものに塗らせてみましょう。
その際、ただ好きなように塗らせるよりは、丸や四角などの枠を作ってあげて、そこに塗らせるように指示してあげるとトレーニングになります。
ピノ子も最初はまったくできませんでしたが、繰り返しやらせることで徐々にできるようになりました。
ぬいぐるみ
抱いたり触ったりすることで、感情表現やコミュニケーション能力、触覚などを向上させることができます。ピノ子の場合はとにかく感触重視なので、ひんやりとした触感のものを買ってあげたのですが、それはすごくヒットしています。
ある程度発達が進んでいるお子さんは、「メルちゃん」などでごっこ遊びができるとよいと思います(おすすめされたのですが、まだピノ子には使いこなせていません……)。
音楽玩具
言わずもがなですが、聴覚などを刺激するのに役立ちます。ピアノ、木琴、ドラムセットなど色々ありますが、ピノ子の場合は木琴(いただき物のボーネルンド)が合っていたようで、棒で叩いて音を出すのは面白いようでよくやっています。
もちろん、聴覚過敏がある場合などは無理に遊ぶ必要はありません。
大人と一緒に遊べるおもちゃ
ボール
「投げる」「転がす」などで手先の動きを鍛えるのはもちろん、ボールの動きを追うことで眼球運動も促進できます。療育的な観点で言えば、親が一緒にボール遊びをしてあげるのがよいかと。
おすすめは、柔らかくて音の出ないボールです。ピノ子は100均のボールで満足しています(笑)
おままごとセット
食器や食材などを使って料理や食事のまね事をすることで、日常生活の知識や言語能力などを身につけることができます。
ピノ子の場合はやり取り遊びができないので、興味を示した野菜や果物を包丁で切らせるなど、手先のトレーニングとして使用しています。できるだけリアルな形や色のおままごとセットがおすすめです。
ちなみに、キッチンはデザイン重視で、以下の組み立て式のものを買いました。ただし、それなりに時間がかかるので、組み立てが苦にならない方におすすめです。
その他
我が家にはないのですが、療育先で使っていてピノ子の反応がよいものもご紹介しておきます。
【バランスボード】
体を動かして板の上に立ったり座ったりすることで姿勢を改善、体幹の強化につながります。ピノ子はまだ使いこなせていませんが、興味を持って取り組む様子は見られています。
【センサリーボトル(水やオイルなどの液体と、ビーズやラメなどの小物を入れたペットボトル)】
療育先でもらったのですが、ピノ子も振ったり回したりして遊んでいます。ペットボトルの中の様子を観察することで落ち着くそうなので、こちらもおすすめです。
おもちゃの遊び方の工夫【自閉症児向け】
ご紹介したおもちゃを使用すれば子どもの成長をサポートできる可能性が高まりますが、「全然興味を持たない」「使ってもすぐに飽きてしまう」といった懸念は当然考えられることです。。
ピノ子もおもちゃによっては興味を示さなかったり、飽きてしまう傾向が見られたのですが、以下のように取り組み方(遊び方)を工夫することで、改善が見られました。
手本を見せる
おもちゃを見せた後に反応がイマイチだったり、使い方や遊び方がわからないような場合は、まず親が手本を見せたり、一緒に参加したりして興味を促します。
たとえばトランポリンなら最初は一緒に跳んであげたり、ひも通しならひもの通し方を最初に見せてあげたりするとよいでしょう。
共感する
パズルや塗り絵など、完成させることで視覚的に変化がわかりやすいおもちゃは、その変化に注目させたりします。
「アンパンマンできたね!」「○○上手に塗れたね!」というように共感してあげることが大事です。達成感を味合わせることで、継続して取り組んでもらえることにつながります。
置く場所を工夫する
気に入ったおもちゃができたら、特別感をあたえるためにあえて子どもの手の届かない、でも視界には入る場所に置いておくのも有効です。おもちゃに対する興味がより深まるでしょう。
また、遊ぶには必然的に親の協力が必要になるので、そこで子どもとコミュニケーションをとることができます。ピノ子はなかなかコミュニケーションをとれない子なので、おもちゃを通じて親と関わる良いきっかけができました。
自閉症児向けのおもちゃのおすすめ購入方法・サービス
上述したおもちゃは、おもちゃを売っている店舗はもちろん、Amazonや楽天などで手に入りやすく、自閉症のお子さんが夢中になるであろうおすすめのものをご紹介しました。
そして遊び方を工夫することで、お子さんがおもちゃに夢中になって遊んでくれる……はずですが、「それでもやっぱり飽きてしまう」ということも考えられます。。
そういった場合は、コストを最小限に抑える購入方法や、おもちゃの効果を最大限発揮するサービスもありますので、以下ご紹介しておきます。
「Temu」【圧倒的な安さと豊富な品ぞろえ】
Temu(テム)は、2023年7月に日本へ上陸した格安ECサイト(アプリ)です。すでに日本のショッピングアプリのダウンロード数ランキング(7月1日~11月2日の124日間)では首位となっており、「聞いたことあるな」という方も多いのではないかと思います。
特長は、豊富な品ぞろえと圧倒的な低価格。おもちゃに関してもAmazonや楽天より安いものが多く、これまでご紹介してきた種類のおもちゃは、大体がこちらでも購入可能です。ほかにも療育に役立つおもちゃが充実しています。
Temuの評判・口コミ
使い方は簡単で、Amazonや楽天と同様に無料の会員登録をしてから購入するだけ(会員登録することで、キャンペーンやクーポン、プロモーションの案内を受け取れます)。アプリにも対応しています。
まずはサイトをのぞいてみて、面白そうなおもちゃがあればぜひ購入してみてください。
「まずは安いものでいいから、色んなおもちゃをたくさん使わせて反応を見たい」といった場合におすすめです!
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「And TOYBOX」【おもちゃのサブスク(定額レンタル)】
【And TOYBOX(アンドトイボックス)】は、定額制でおもちゃをレンタルできるサブスクサービスです。購入すると総額で約15,000円かかる質の良い知育玩具を、月額3,278円~(今なら初月2,295円~)利用できます。
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なので、「届いたらイメージと違った」という心配もなく、こちらの要望もしっかり相談できるため、自閉症のお子さんでも興味を持ちやすいおもちゃを定期的に利用可能。お子さんの成長を最大限サポートします。
さらに、おもちゃは保育士監修のもとに厳選されており、自閉症のお子さんにも効果がある「積み木「パズル」「ひも通し」「おままごとセット」など、ラインナップは充実しています。
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なお、アンドトイボックスをピノ子が実際に利用してみた様子は、以下の記事で詳しく紹介しています。
>>おもちゃで遊ばない、発達障害の子におすすめ「アンドトイボックス」
まとめ【興味や発達段階に合わせて最適なおもちゃを】
自閉症の子どもにおすすめのおもちゃは、五感を刺激したり、目と手の協調性を育んだり、色や形、大きさなどを認識したり……などなど、様々な効果が期待できるものです。
本記事でご紹介した「一人で遊べるおもちゃ」「感覚を刺激(調整)するおもちゃ」「大人と一緒に遊べるおもちゃ」のどれがお子さんに当てはまりそうかを参考に、おすすめのおもちゃを試してみてください。遊び方を工夫することで、最大限の効果を発揮できるはずです。
とはいえ、「子どもが興味を持つかどうかは使ってみないとわからない」というケースも当然あると思います。そういった場合は、おもちゃを安く購入できるTemu(テム)や、おもちゃの効果を最大限発揮する【And TOYBOX(アンドトイボックス)】などを利用してみてください。
一方、おもちゃではありませんが、ゲーム感覚で楽しく学べる発達障害の子ども向けの教材「すらら」もおすすめ。小学生以上のお子さんの場合は、ぜひチェックしてみてください。
今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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