「子どもがなんでも口に入れて不安……もしかしたら発達障害なのかな?」または「そろそろ口に入れるのをやめてほしい」といったお悩みをかかえる親御さんへ。
なんでも口に入れるというだけで発達障害とは言えませんが、いずれにしても対策はあります。私の娘は発達障害ですが、対策をとることである程度抑え込むことができました。
- なんでも口に入れる理由・発達障害との関連性
- なんでも口に入れるのを抑える具体的な方法
この記事を読めば、お子さんがなんでも口に入れるのを比較的抑え込むことができます。発達障害の娘を育てる私たち夫婦の実体験をもとに紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
※本記事にはプロモーションが含まれています。
目次
なんでも口に入れるのはなぜ?発達障害の可能性は?
定型発達の子どもであれば、3歳、遅くとも5歳くらいまでには食べ物以外のものを口に入れることはほとんどなくなるでしょう。
赤ちゃんや1~2歳の子どもであれば、気になるものは見たり触ったりするよりも、口に入れて感触を確認したり感覚を楽しむ傾向が見られますが、それがまだ抜け切れないことでなんでも口に入れるのが続いていると考えられます。
私の娘のピノ子は発達障害(自閉症)ですが、なんでも口に入れるのは未だに完全には収まっておらず……しっかり対策をとらないと出てしまう傾向があります。
よって、食べ物以外のものをずっと口に入れていたり、誤飲してしまうというのが3歳以上になっても減らない場合は、発達障害の可能性も考えられるので注意が必要です。
なんでも口に入れるのはやめさせたほうがよい?
そもそも、子どもがなんでも口に入れるのはやめさせたほうがよいのでしょうか?
ピノ子が通っている様々な療育の見解によれば、「発達の過程なので無理にやめさせる必要はない」「いずれはなくなるので大丈夫でしょう」というのが最も多い意見でした。しかしながら、親の私としては「とは言っても早くやめさせたいな……」と思うのが正直なところです。。
すでにピノ子は年長さんで、噛む力も強くなってきています。時には木製やプラスチック製のおもちゃを欠けさせることもあります。。当然、今後成長していけばますます力が強くなり、ものを壊すという場面も出てきてしまうと思いますので、将来的にもその癖が残ってしまわないかというのは不安です。。
そういったこともあり、正直に「でも何とかなりませんか?」と言って療育に相談したところ、色々アドバイスをいただきました。最初から言ってくれよとも思いましたが。。次から詳しくご紹介します。
なんでも口に入れるのを抑える方法【グッズの活用】
なんでも口に入れるの抑えるにあたって、まずはグッズの活用を検討するとよいでしょう。発達障害である・ないにかかわらず、基本的には手や指の刺激を楽しめるものがおすすめです。以下、ピノ子に試してみて効果の高かったものを中心にご紹介します。
グッズの活用
プッシュポップ
丸部分を指でつぶすのを繰り返すだけなのですが、これがよい感覚遊びになります。つぶす感触を楽しめるので、口に入れる感覚よりもこの指の刺激を楽しむことができます。
ただし、ピノ子の場合は長時間は持たず……飽きてきてしまうとまた別のおもちゃを出して口に入れようとしてしまうので……後ほど述べますが、環境設定もすごく重要になってきます。
ポップチューブ
チューブを伸ばしたり曲げたりすることで感覚を楽しんだり、その際に出る独特な音を楽しむことができます。これはピノ子にはだいぶヒットしたのですが、実はこの音、私が結構ダメな音でして……私が同じ部屋にいるときはちょっと使うのを控えてもらいました……(笑)
妻は大丈夫でしたので、私がいないときは気に入って使っています。
とげ付きのボール(マッサージボール、足つぼのボールなど)
本来の用途とは異なるのですが、マッサージボールや足つぼのボールなどもよい感覚遊びになります。とげとげが付いているものであれば、握ったり手を置いたりすることで刺激になるのです。
ピノ子も気に入って使っていますし、療育でも取り入れてもらって効果が出ているようです。
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Temu(テム)は、2023年7月に日本へ上陸した格安ECサイト(アプリ)です。すでに日本のショッピングアプリのダウンロード数ランキング(7月1日~11月2日の124日間)では首位となっており、「聞いたことあるな」という方も多いのではないかと思います。
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なんでも口に入れるのを抑える方法【環境設定】
グッズを活用する以外にも、なんでも口に入れるのを抑えるには環境設定も重要です。特に発達障害のお子さんはグッズを活用するだけでなく、併せて環境を整えておくことも大切でしょう。
自由時間をどう過ごすか
なんでも口に入れる傾向が見られるのは、おそらくお子さんが退屈しているときや何をしたらよいのかわからないときではないでしょうか。つまり、お子さんが自由に遊んでいる時間に起こりやすいので、その時間をどう過ごすのかを私たち親が事前に考えておく必要があります。
たとえばピノ子の場合、過去の傾向から口に入れやすいおもちゃをかなり少なくしています。すべて取っ払うとかえって不機嫌になってしまいますので、少しは残しておくのですが、基本的には上述したグッズや口に入れるのが少ないおもちゃのみに限定するようにしています。
また、一人で遊べるおもちゃ(パズル、ひも通し、積み木など)を用意しておくのもおすすめです。こちらは以下の記事で詳しく紹介していますので、ご覧になってみてください。
学習時間などを設ける
もしお子さんが机に座って作業に取り組める発達段階であれば、教材に取り組む時間をつくってみるのもよいでしょう。発達障害のお子さんや発達がゆっくりな子どもにおすすめの教材は以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらも併せてご覧になってみてください。
まとめ
なんでも口に入れるのは発達の過程という見方もありますが、発達障害であるピノ子をかかえる私たち夫婦からすると、早めにやめさせたいと思っているのが正直なところです。
ピノ子の場合も完全ではありませんが、今回ご紹介したグッズを活用したり環境設定をすることで、口に入れるのをある程度抑制できています。
もし「口に入れるのをやめてほしい」と考えている場合は、発達障害であるかないかにかかわらず、ある程度有効な手段ではないかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、もしまだ療育に通われていない場合は、通室を検討するのもおすすめです。以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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