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「妊娠中だけど、障害児が生まれたらどうしよう……」「子どもは欲しいけど、障害児は産みたくない……」とお悩みの方へ。
発達障害の長女と定型発達(健常児)の二女を育てる私たち夫婦の経験から、健常児の子どもを産むために考えられる具体的な対策について紹介します。
- 障害児と健常児の両方を育てる親の本音
- 定型発達(健常児)の子どもを産むための、できる限りの対策
この記事を読めば、「障害児が生まれたらどうしよう……」という不安の解消に少しでもつながるはずです。
私たち夫婦が実践した具体的な方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
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目次
障害児が生まれたらどうしよう……【よくわかります。。】
![障害児が生まれたらどうしよう……【よくわかります。。】](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2023/08/ninshin_akachan_onaka-e1691747693760.png)
「障害児が生まれたらどうしよう……」と思うのは自然なこと?
「障害児が生まれたらどうしよう……」「障害児を産みたくない……」
これは妊活中や妊娠中のママやパパたちの本音だと思います。私たち夫婦も発達障害をかかえる娘を育てる身として、毎日本当に、本当に大変な思いをしていますので……これからお子さんを産む方が「健常児の子どもが欲しい」と考えるのは自然なことだと思います。
この記事をご覧の方の中にも、たとえばご自身が障害をお持ちで苦労をされてきた、またはきょうだい児で苦労をされてきた、あるいは親戚や知人に障害のある方がいてその苦労を目の当たりにしてきた……など、「障害児を産みたくない」と思われる理由はそれぞれあるかと思います。
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もちろん、障害を持っている方を否定するつもりは一切ありません。しかしながら、将来のことを考えると「障害児は産みたくない」という考え方も決して否定できないと思います。
「健常児が欲しい」私たち夫婦もそう願っています
私たちには発達障害の長女(ピノ子)、健常児である二女、0歳児の三女がいます。
三女の妊娠中の話をさせていただくと、長女には当然手がかかり、二女も幼いのでまだまだ面倒を見る必要がありました。なので、そこに3人目が増えたときに、もし重い障害を持って生まれてきたら……正直なところ、育てる自信がないと思いました。。
繰り返しになりますが、決して障害を持っている方を否定するわけではありません。長女、二女、そして妻……当時の家族のことを真剣に考えたときに、「今回の妊娠に関しては、重い障害を持った子は産める状況ではない」と判断したということです。
障害児を産みたくない場合はどうする?
![障害児が生まれたらどうしよう……「障害児を産みたくない場合はどうする?」](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2023/08/pose_atama_kakaeru_woman-e1691747852768.png)
では、障害児を産みたくない、産むなら健常児が欲しいという場合はどうすればよいのでしょうか。
もちろん、「こうすれば100%解決する」という方法はありませんが、発達障害児・健常児の両方を産み、育ててきた私たち夫婦の経験からお話しできる対策はあります。
具体的には、以下のようなことに取り組んでみるのがおすすめです。ご夫婦によって考え方は異なると思いますので、要望ごとにまとめてみました。
- 健康的な生活を送る(「特別なことはやりたくない」場合)
- 葉酸サプリを活用する(「多少はお金をかけて対策をしたい」場合)
⇒おすすめ「【BELTA】厚生労働省推奨の葉酸サプリ」「【makana(マカナ)】」 - NIPT(新型出生前診断)を受ける(「できることはしっかりやっておきたい」場合)
⇒おすすめ「平石クリニック」 - 臍帯血を保管する(「万全を尽くしたい場合」)
⇒詳細はこちらの記事で
健康的な生活を送る【当たり前だけど難しい。。】
障害を持った子どもが産まれてくる理由は未だにはっきりしていません。高齢出産が原因と言われたり、遺伝的な要因と言われることもあります。
しかし、中には「妊娠をする前の母親と父親の健康」や「妊娠中の母親の健康」が影響するという説もあります(『薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方』より)。
バランスのよい食事をとる、適度な運動をする、十分な睡眠をとる、タバコはできるだけ吸わない、ストレスをためない……など、当たり前のことかもしれませんが、まずは健康的な生活を送ることを心掛けましょう。
ピノ子(障害児の長女)のときは不健康な生活でした。。
ピノ子の妊活・妊娠中は、正直、二人ともあまり健康的な生活はできていませんでした。。
私も妻も仕事が忙しく、ファーストフードやコンビニ飯などのジャンキーなものをよく食べていましたし、仕事のストレスもたまっていました。。今となっては、もう少し仕事をセーブしておけばよかったのかな……と思うこともあります。。
その反省も踏まえ、二女(健常児)や三女の妊活・妊娠中の際は、可能な範囲で健康的な生活を送るようにしていました。
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葉酸サプリを活用する【1日数粒ほど飲むだけ】
「葉酸をたくさんとれば確実に健常児を産める」というわけではありませんが、葉酸サプリなどで葉酸を積極的に摂取することで、自閉症やダウン症のリスクを低減できるという研究報告もあります(以下参照)。
- 水上尚典(2009)『【総説】葉酸摂取のすすめ Increased Folate Intake is Recommended』日本補完代替医療学会誌 第6巻 第2号 53-57
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/6/2/6_2_53/_pdf - 「国際オーソモレキュラー医学会ニュース」マルチビタミンと葉酸の使用による自閉症率の低下
https://isom-japan.org/news/detail?uid=gxqnI1548832853
葉酸サプリであれば、月々数千円で購入できますので、私たち夫婦も活用していました。
ピノ子(障害児の長女)のときは中途半端でした。。
ピノ子の妊活・妊娠中、妻は葉酸サプリを飲んでいたものの、私(夫)は飲んでいませんでした。。また、妻が飲んでいた葉酸サプリは、ピノ子のときと二女(健常児)・三女のときで違うものを飲んでいました。
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妻が二女(健常児)・三女の妊娠前・妊娠中に飲んでいた葉酸サプリは、ベルタ(【BELTA】厚生労働省推奨の葉酸サプリ)です。
ベルタ葉酸サプリ【妻が飲んでいたもの】
![障害児が生まれたらどうしよう……「ベルタ葉酸サプリ」](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2023/09/33747446f8d302d3e5893e749b58bfc4-e1708612483131.jpg)
厚生労働省推奨の「モノグルタミン酸型酵母葉酸」480㎍をはじめ、鉄・亜鉛・ビタミンD・ビタミンB6など、妊娠・妊活中に必要な栄養素をバランスよく配合。無添加なのも安心です。さらに、コラーゲン・ヒアルロン酸などの美容成分も入っています。
通常5,980円のところ、初回は1,980円の低価格で購入可能。定期購入なら2回目以降も33%オフです。
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【7年連続売上No.1】
また、私(夫)も二女(健常児)・三女の妊活中には葉酸サプリを摂取することにし、次に紹介する【makana(マカナ)】を飲んでいました。
makana(マカナ)【夫が飲んでいたもの】
![障害児が生まれたらどうしよう……「makana(マカナ)」](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2023/08/9e234c5beb55ffcb699a11111f79a189-1024x520.jpg)
葉酸をはじめ、ビタミンB群やビタミンE、ビタミンCなどの身体に必要なビタミン類を豊富に配合。鉄や亜鉛など、普段の食事では不足しがちなミネラル類も豊富。それでいて無添加というのもポイント。
さらに、男性にも大切な栄養素であるマカも含んでいるため、男性の妊活サプリとしてもおすすめです。
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ピノ子(障害児の長女)のときは葉酸サプリを飲んでいたものの、妊娠してからだったので……もう少し早く飲んでいれば……と思うこともあります。。もしまだ葉酸サプリを活用されていない場合は、早めの購入をおすすめします。
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でも生まれるまではわからない。。
上述したように、私たちの経験上「健康的な生活を送る」「葉酸サプリを活用する」といった方法はおすすめではありますが、生まれるまでは障害の有無はわかりません。
私たちは3人目の妊娠にあたって、長女が障害児である以上「重い障害を持った子を産める状況ではない」と判断していました。なので、「健康的な生活を送る」「葉酸サプリを活用する」のはもちろんですが、「妊娠中に障害の有無がないか確認する方法はないのか」と考えていました。
「そんなものがあるのかなあ」と調べていたところ……まさにうってつけの方法がありました。それが「NIPT(新型出生前診断)」です。
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夫婦で検討した結果、私たちはNIPT(新型出生前診断)を受けることにしました。なお、検討に至るまでの経緯は以下の記事で詳しく紹介しています。
妊娠中の場合はNIPTを検討しましょう【不安を解消できます】
![障害児が生まれたらどうしよう……「妊娠中の場合はNIPTを検討しましょう」](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2023/08/medical_saiketsukan2-e1691747987316.png)
NIPTとは?メリットは?
NIPTとは、妊娠中の母親の血液を調べることで、胎児の染色体異常(ダウン症など)がないかどうかを確認できる「新型出生前診断」です。NIPTは羊水検査や絨毛検査と異なり採血のみで行えるので流産のリスクがほとんどなく、精度も高い(約99%を誇る)のが特徴です。
様々なNIPTを比較・検討してみた結果、私たち夫婦においては平石クリニックのNIPTが最もよいと判断し、3人目の妊娠の際に受けることにしました。
NIPT 平石クリニック
![障害児が生まれたらどうしよう……「平石クリニック」](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2024/01/a310e9a7950e49e30741a26f55d8f9fa-1024x552.jpg)
検査は1回の来院で完了。通常、検査結果が陽性だった場合はその後羊水検査を受けることになりますが、その費用を全額負担してもらえるのも魅力です。年齢制限もなく、早期NIPTに対応(妊娠6週から検査可能)。全国に提携クリニックがあるのも強みです。
NIPTは費用がやや高めなのがネックですが、障害を持った子どもを育てていく金銭的な負担を考えれば決して高くない、むしろ安心にかえられるのであれば妥当だと思います。障害児は産みたくないとお考えのご夫婦で、「できることはやっておきたい」という場合は取り組むことをおすすめします。
ただし、受けられるのは妊娠18週までが目安。もし範囲内で興味がある方は、できるだけ早く申込みを検討してみてください。Webから簡単に申し込みできます。
\全国に提携クリニックあり/
NIPTのデメリット
ただし、ダウン症などがないかの検査ができても、ピノ子のような発達障害(自閉症など)のリスクまでは完全にわからないのです。。ではなぜ、私たち夫婦はそれでもNIPTを受けてみようと思ったのか……理由は次のとおりです。
本当に迷いましたが……結論【やるべき】だと考えました
確かに発達障害児を育てることは並大抵のことではありません。。ピノ子を育てるのも、本当に本当に大変(ぶっちゃけ大変なんてもんじゃない……)です。。日々忍耐力を試されていると感じます。
しかし、ピノ子の場合、体は健康そのものです。なので、療育(療育の効果はこちらの記事で)にもしっかり取り組めますし、その結果、ピノ子なりに成長してくれていると実感しています。その成長が私たちにとって何より嬉しいことですし、「生まれてきてくれてよかった」と思える瞬間でもあります。
なので、もちろん健常児であるのに越したことはありませんが、私たち夫婦としては「体さえ元気で生まれてきてくれればよい」と考え、NIPTを受けました。体さえ健康であれば、仮に発達障害があっても療育である程度引き上げられると考えたのです。
とはいえ、「とにかく(発達障害も含めて)障害児は絶対に産みたくない」と考える方もいらっしゃると思います。その場合は上述した「健康的な生活を送る」「葉酸サプリを活用する」といったことに地道に取り組んでみましょう。
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私たちと同様に「体さえ元気であれば」とお考えのご夫婦は、ぜひNIPTに取り組んでいただくことをおすすめします。なお、おすすめのNIPTについては以下の記事で詳しくまとめていますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
臍帯血の保管もおすすめです
![障害児が生まれたらどうしよう……「臍帯血の保管」](https://jiheikko-ryouiku.com/wp-content/uploads/2023/09/akachan_okurumi-e1708616916578.png)
臍帯血とは、へその緒や胎盤の中を流れる血液のことで、赤ちゃん本人や家族が重い疾患にかかったとき、この臍帯血を移植することで治療できる可能性が高まるというものです。具体的には、自閉症や脳性麻痺など、現在治療法のない病気に備えることができます。
よって、これは生まれた後の話にはなるのですが、臍帯血は出産時にしか採取できない大変貴重なものです。私たちは二女の出産時に、この臍帯血を保管することにしました。
臍帯血の保管については以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめ【できる限りの対策をしましょう】
障害児を育てていくのは本当に大変なことです。「障害児が生まれたらどうしよう……」「障害児を産みたくない……」と思われている方は、「健康的な生活を送る」「葉酸サプリを活用する」など、ご夫婦が考えるできる限りの対策をして、妊娠・出産に臨みましょう。
また、もしすでに妊娠中(10週~18週)の方は、ぜひNIPTを受けることをおすすめします。私たち夫婦がそうであったように、妊娠中の不安を解消することにつながります。
何度も繰り返しになりますが、障害を持っている方を否定するつもりは一切ありません。ご夫婦、ご家族、そして産まれてくる子どもにとって何が最善かはご家庭によって考え方が異なると思います。どのような方針とするのか、まずはご夫婦でよく話し合ってみましょう。
今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。
- ベルタ葉酸サプリ:
おすすめ、定番の葉酸サプリ。まずはこちらを検討してみることをおすすめします。
*公式HPはこちら⇒【BELTA】厚生労働省推奨の葉酸サプリ - makana(マカナ):
男性にもおすすめの葉酸サプリ。ご夫婦で飲む場合は、旦那さんはこちらがおすすめです。
*公式HPはこちら⇒【makana(マカナ)】 - NIPT平石クリニック:
「障害児が生まれたらどうしよう……」という不安を解消するうえではとても有効な選択肢です。妊娠中(~18週)の方は、前向きに検討してみてください。
*公式HPはこちら⇒平石クリニックのNIPT - 臍帯血の保管:
自閉症や脳性麻痺など、現在治療法のない病気に備えることができます。
*詳細はこちらの記事で