「今から妊活をすると高齢出産になるから、障害児を産む可能性もあるかな……産んだら後悔するかな……」といった不安を抱える方へ。
私の妻は高齢出産に近い年齢で長女を産み、発達障害でした。後悔はしていませんが、「できることはあったかな」というのが親としての本音です。
今回は私たちの実体験をもとに、妊活中・妊娠中にやっておきたかったことについても書いていきます。
- 高齢出産に近い年齢で産んだ結果
- 障害児の親の本音
- 妊活中・妊娠中にやっておきたかったこと
この記事を読めば、高齢出産の際に取り組んでおきたい具体的な対策がわかります。
障害児を持つ私たち夫婦の経験をもとに紹介していますので、参考にしてみてください。
※本記事にはプロモーションが含まれています。
目次
高齢出産で障害児を産んだら後悔する?
そもそも高齢出産の定義は?
高齢出産の明確な定義はありませんが、日本産婦人科学会が提唱する「35歳以上の女性の初産」が一般的です。経産婦については、世界産科婦人科連合が提唱する「40歳以上」が目安になるでしょう。
私の妻の年齢は本人の許可が下りずに明かせないのですが(笑)、長女(以下、ピノ子)・二女を産んだときの年齢は、それぞれこの目安に近かったというのが事実です。
(高齢出産に近い年齢で)産んだ結果はどうだったのか?
結論、長女のピノ子が発達障害児(自閉症児)で、二女が健常児でした。出産時の年齢が上がるにつれて、障害を持った子どもが産まれる確率や流産などのリスクも上がりますが、私たち夫婦はそうではありませんでした。(ピノ子のときは夫婦共に不健康な生活をしてはいたのですが。。)
また、後ほど詳しく紹介しますが、じゃあ長女が障害児だったので産んで後悔しているかというと、そんなことはありません。もちろん大変なことだらけですが、今では生まれてきてくれて本当によかったと思っています。
障害児(発達障害児)を育てる親の本音は?
めちゃくちゃ大変です。。
「大変」の一言では言い表せないくらい大変です。。
発達障害のピノ子の場合は、1歳になる前から周囲の赤ちゃんと少し違っていました。たとえば指差しをしなかったり、癇癪が多かったり、夜は全然寝なかったり、名前を呼んでも振り向かなかったり……
その後も、周囲の子どもがどんどん成長していく中、ピノ子はできることがなかなか増えず、癇癪も多い。明らかに周囲から「浮いた存在」になっていました。そして気が付いたら、普通に・穏やかに一日を過ごすことはできなくなっていました。。
そして、保育園に通っていても周りのお友だちがどんどん仲良くなっていく中、ピノ子は一人ぼっち。成長度合いもまったく違うので、他の親御さんの話にも次第についていけなくなりました。。
今思い返しても、毎日が本当に辛かったなあと思います。。
正直、後悔していた時期もありました。。
矛盾するようですが、ピノ子があまりにも周囲の子どもと比べて成長が遅く、問題行動も多かった時期は「なんで健常児に生まれてきてくれなかったんだろう……」と思うこともありました。
「もっと若いうちに産んでおけば……」「色々やっておけば違った結果になったんじゃないか……」そういった後悔も正直ありました。夫婦で喧嘩もしましたし、自分自身を責めることもありましたし、ピノ子にあたってしまうこともありました。。
本人は少しずつ成長していました
しかし、それでもピノ子はピノ子なりにがんばって成長してくれています。療育などを受けることで、ゆっくりながらも成長が見られました(療育の効果についてはこちらの記事をご覧ください)。
つい私たち親はできないことばかりに目を向けてしまいますが、それがかえって自分たちを苦しくしているということに気がつきます。これは療育に通うようになったり、保育園から発達障害児でも引き受けてくれる幼稚園に転園したことなどが影響しました。
療育や幼稚園では、できないこと(課題)を克服していくのはもちろんなのですが、それ以上に「できること(できるようになったこと)」にも目を向けてくれます。そうやってピノ子のことを肯定してくれたおかげで、私たちは本当に嬉しい気持ちになりました。
一喜一憂しながらも、前向きに過ごしています
そういった経緯もあり、今では前向きにピノ子と向き合うことができていますが、私たちも人間です。当然、落ち込むときはあります。しかしそれでも前を向き、また落ち込み、そして前を向く……
障害の度合いなどにもよると思いますが、障害児(発達障害児)を育てるのは、そういう繰り返しなんだろうなあと思います。
しかし、そうやって気持ちの切り替えができるようになっただけでも、すごくよかったなあと感じています。
妊活中・妊娠中にやっておきたかったこと
前述したように、ピノ子が産まれてきてくれたことは嬉しいと思える反面、やはり発達障害を持つ子を育てるのは辛いというのも正直なところです。今となっては「これをやっておけばよかったな」という対策もいくつかあります。具体的には次のとおりです。
- 早めに妊活をする
- 健康的な生活を送る
- サプリメントを活用する
ピノ子を出産したときの妻は高齢出産ではありませんでしたが、それに近い年齢だったので決して若いとは言えませんでした(こんなこと言うと妻に怒られますが……(笑))。子どもが欲しいというのは夫婦で話していたので、もう少し早めに妊活しておいてもよかったのかなあとは思います。
また、当時の私たちは決して健康的な生活を送れていたわけではなく……食事や睡眠も充実していたとはいえず、お互いに仕事のストレスも多かったと思います。もう少し気を付けていたら……と思うこともあります。これは二女(健常児)の妊活・妊娠中にはかなり気を付けて取り組んでいました。
あとは定番ですが、葉酸サプリ。長女のピノ子のときは妻だけ飲んでいて、私は飲んでいませんでした。。その反省もあり、二女のときは妻がサプリを見直し、私も飲むようにしました。
具体的には、妻が「BELTA」(ベルタ)、私(夫)は「makana」(マカナ)を摂取していました。
- 「BELTA」(ベルタ):
おすすめ、定番の葉酸サプリ。二女(健常児)の妊活・妊娠中に妻はこちらを飲んでいました。
*公式HPはこちら⇒【BELTA】厚生労働省推奨の葉酸サプリ - 「makana」(マカナ):
男性にもおすすめの妊活向け葉酸サプリ。二女(健常児)の妊活中に私(夫)はこちらを飲んでいました。
*公式HPはこちら⇒【makana(マカナ)】
なお、上述の葉酸サプリなどの対策については以下の記事でも詳しく紹介していますので、気になる方はご覧ください。もちろん「これをやったら100%大丈夫」とは言えませんが、私たちの経験上、やっておいて絶対に損はないと思います。ぜひ、取り組んでみてください。
まとめ
高齢出産は当然リスクも伴います。私たちのように障害児(発達障害児)が産まれてくるケースも考えられますが、少なくとも今はまったく後悔はしていません。大変な苦労をしながらも、成長する姿を見られるのは親として本当に嬉しいものです。
とはいえ、できれば健常児に生まれてきて欲しかったという気持ちがあったのも正直なところです。もし今妊活中の方、これから妊活をする方は、「早めに妊活をする」「健康的な生活を送る」「サプリメントを活用する」(詳細はこちらの記事にて)といったことに取り組んでみてください。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
- 「BELTA」(ベルタ):
おすすめ、定番の葉酸サプリ。二女(健常児)の妊活・妊娠中に妻はこちらを飲んでいました。
*公式HPはこちら⇒【BELTA】厚生労働省推奨の葉酸サプリ
- 「makana」(マカナ):
男性にもおすすめの妊活向け葉酸サプリ。二女(健常児)の妊活中に私(夫)はこちらを飲んでいました。
*公式HPはこちら⇒【makana(マカナ)】