【実体験】臍帯血は保管しないと後悔する?|保管すべき理由

【実体験】臍帯血は保管しないと後悔する?|保管すべき理由
ケンサク

ケンサク

はじめまして、ケンサクといいます。
知的障害を伴う自閉症の娘(ピノ子)への療育に奮闘中の父親です。

ー主な経験ー
■療育
◎前職で児童発達支援事業立ち上げに携わる
◎約10の療育(児童発達支援事業所)を体験
■出生前診断・臍帯血(※妻)
◎3人目の妊娠にて新型出生前診断(NIPT)
◎2人目・3人目の出産にて臍帯血を保管
■教材
◎学校教材の編集・制作経験(約7年)
◎発達障害児に役立つ教材の分析

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「臍帯血は保管しないと後悔するかな……でも保管して後悔することもあるのかな……」とお悩みの方へ。
私と妻には3人の娘がいて、長女に障害があったこともあり、二女・三女の出産の際に臍帯血を採取しました。臍帯血を保管した後悔はなく、むしろ、民間臍帯血バンクで保管して本当によかったと思っています
このブログ記事では、私たち夫婦が臍帯血を保管した理由や経緯、民間臍帯血バンクの利用方法、メリット・デメリットなどについて紹介します。

この記事を読んでわかること
  • 臍帯血を「保管しないと」後悔する理由
  • 臍帯血バンクのメリット・デメリット
  • 臍帯血バンクの利用方法

この記事を読めば、あなたが臍帯血を保管すべきかどうかがわかります。
臍帯血バンクについて、私たち夫婦が実際に利用した経験をまじえながら、メリット・デメリットについても紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

臍帯血は保管しないと後悔する?|保管すべき理由

臍帯血は保管しないと後悔する?|保管すべき理由

臍帯血バンクの検討に至るまで【保管すべきかどうか】

私の長女のピノ子は、3歳のときに「知的障害を伴う自閉症」と診断されました。私たち夫婦にとって大切な娘であることに変わりはありませんが、事実として、育てるのは本当に大変……大変という一言では言い表せないくらい大変です。。。

「どれくらい大変なの?」という方は、文章だけでお伝えするのは難しいですが、こちらの記事などをご覧いただくと少しイメージが湧くかもしれません。

そんな中、妻が二女を妊娠したタイミングで「臍帯血バンク」の検討をしていたときのこと。自閉症の子どもに臍帯血を投与することで症状の改善が見られた、という臨床試験の結果があるという話を耳にしたのです。
(参考:「自閉症スペクトラム障害に対するさい帯血を用いた再生医療の有望な結果報告」ステムセル研究所)

これは私たち夫婦にとって衝撃でした。。「これは臍帯血を保管すべきかなあ……きっとやらないと後悔する……!」「すぐにでも詳しい情報が知りたい」と思い、民間臍帯血バンクでは国内99%のシェアを誇るstemcell(ステムセル研究所)に資料請求をしました。

ステムセル研究所の詳細は、以下の記事でもわかりやすく紹介しています。

>>ステムセル研究所の臍帯血保管は怪しい?評判や口コミは?

【資料請求は無料】民間バンク国内最大手!

臍帯血バンクを利用しようと思った理由【保管しないときっと後悔する】

そもそも臍帯血とは?臍帯血バンクとは?

そもそも臍帯血とは、へその緒や胎盤の中を流れる血液のことです。そのため、へその緒でお母さんと赤ちゃんがつながっている出産時のみ採取することができます

大きな特長は、本人や家族が重い疾患にかかったとき、この臍帯血を移植することで治療できる可能性が高まるというものです。採取された臍帯血はすぐに臍帯血バンクへ届けられ、冷凍保存されます。

臍帯血の保管方法と選択肢

臍帯血の保管には、公的バンクに寄付する方法、民間バンクに保管する方法があります。

公的バンクでは、寄付された臍帯血が匿名で保管され、必要とする患者に提供されます。一方、民間バンクでは、自分(赤ちゃん)または家族のために臍帯血を保管することができます。民間バンクの場合は保管料がかかります。

保管すべきかどうか悩んだ結果、民間臍帯血バンクを利用することに

私たちの場合は自分たち家族(長女)のことを考えてのことだったので、民間臍帯血バンクであるステムセル研究所を検討しました。資料請求して届いた資料を熟読し、わからないことは担当の方に何度も電話で聞いて確かめました。

結論、二女の臍帯血を長女の治療に100%使えるかどうかの保証はない、そして治療するのであれば今はアメリカの大学病院で受けるしかないとのこと。残念ながら、私たちにはそこまでの金銭的・時間的余裕はありませんでした。。

しかし、今まで治療の可能性が「ゼロ」だったところから、少しでも研究が進んでいるのは事実です。そして将来、日本でも治療ができるようになる可能性が十分にあるとのことでした。

そのときにはすでに、長女のピノ子は大きくなっているかもしれませんが、「二女がもし自閉症だった場合に本人に使えるかもしれない」「私たち親が重い疾患にかかったときに使えるかもしれない」といった選択肢も考えました。

夫婦で検討した結果、臍帯血を保管しないと後悔すると考え、民間臍帯血バンク(ステムセル研究所)を利用することに決めました。三女の出産の際にも、同様の理由で保管しています。

X(旧Twitter)の声

近年では民間臍帯血バンクの利用は増えているものの、認知度はまだまだの様子。しかし、知らなくて保管せずに後悔している人がいるのも事実のようです。

次からは、臍帯血バンクのメリットについて、もう少し詳しく説明していきます。

民間臍帯血バンクのメリット

民間臍帯血バンクのメリット

では、臍帯血(臍帯血バンク)のメリットについて、もう少し具体的にご紹介します。実際に採取・保管した私たち夫婦が感じているのは、次のような点です。

臍帯血バンクのメリット
  • 難治性の血液疾患(白血病など)が治療できる可能性
  • 現在治療法のない病気(自閉症や脳性麻痺など)に備えることができる
  • 母子ともに痛みもリスクもなく採取できる
  • 安心感を得られる

難治性の血液疾患(白血病など)が治療できる可能性

白血病や再生不良性貧血などの難治性血液疾患の治療に役立つ可能性があります

今では白血病も不治の病ではありませんが、タイプによってはまだまだ治療困難な場合も。そういった万が一のときでも、治療の選択肢となる場合があります。

現在治療法のない病気(自閉症や脳性麻痺など)に備えることができる

自閉症(100人に2~3人の確率)、脳性麻痺(1,000人に2~3人の確率)などに対しても、すでに臨床研究が進んでいます。たとえば自閉症(自閉症スペクトラム)でいうと、アメリカのデューク大学で治療実績があるとのこと。

将来的に、こういった治療法が見つかっていない疾患に対しての「新たな治療法」として期待されています。自閉症の長女を育てる私たちからすれば、ここが一番の決め手となりました。

もっと早く知っていれば、長女のときにも臍帯血を保管できたのに……とも思いましたが。。

なお、臍帯血による自閉症の治療については、以下の記事で詳しく紹介しています。

>>臍帯血で自閉症は治らない?【症状を改善できる可能性あり】

母子ともに痛みもリスクもなく採取できる

臍帯血は出産後にへその緒や胎盤から血液を採取するため、母子ともに痛みやリスクはありません。短時間で採取することができます。

私は妻の出産に立ち会い、臍帯血を採ったときの様子を頭のほうから見ていましたが、妻はまったく痛がる様子はなく、気が付いたらあっという間に終わっていました。(出産直後で、痛がっている余裕もなかったと思いますが。。)

安心感を得られる

臍帯血を保管することで安心感を得られるのも大きなメリットです。

保管することで、将来万が一の事態が発生した場合に備えることができ、親としての責任を果たせるという心の安定を得られます。また、臍帯血保管は一種の保険のようなものであり、「子どもの将来のために最善を尽くした」という自信を持つことができます。

実際、私たち夫婦も日常生活において心のゆとりにつながった実感があります

以上のメリットを踏まえると、臍帯血バンクは次のような方におすすめです。

こんな人におすすめ
  • 「子どもや家族の万が一の病気が心配」
  • 子どもや家族の将来を守るうえで最善を尽くしたい」

民間臍帯血バンクのステムセル研究所の詳細は、以下の記事でわかりやすく紹介しています。

「子どもや家族の万が一に備える」臍帯血バンク

民間臍帯血バンクのデメリット

民間臍帯血バンクのデメリット

一方で、臍帯血バンクを利用するデメリットについても触れておきます。主に考えられるのは次の2点です。

  • 本人以外の家族に100%使えるかどうかはわからない
  • 費用が高め

本人以外の家族に100%使えるかどうかはわからない

臍帯血を本人に使用する場合は問題ありませんが、親や兄弟姉妹で利用する場合は100%適合するとは言えません

ステムセル研究所によれば、「適合性は、細胞が持つHLAという型の一致の程度により判断されますが、兄弟姉妹間のHLAが完全に適合する確率は25%、半分が適合する確率は50%です。親子間では必ず半分が適合します」とのこと。

しかしながら、このHLAがまったくの他人の場合で完全に一致する確率は数万分の1と言われているので、十分に高い適合確率と言えます。本人以外は100%ではないかもしれませんが、自閉症の娘を持つ私たち夫婦からすると、可能性があるのならば、そこに投資したいと思いました。

私たちのように兄弟姉妹への使用を想定しているわけではなく、赤ちゃん本人への使用を想定する場合はまったく問題ありません。仮に私たちと同じように兄弟姉妹への使用を想定する場合も、適合確率が高いだけで臍帯血を保管する意義は十分あると思います。

費用が高め

費用は10年保管のベーシックプランの利用で、総額275,000円。正直なところ、最初は悩みました。。

とはいえ、生命保険とは違って「万が一の場合の命を救ってくれる可能性のあるもの」ですし、自閉症のピノ子を育てる私たち夫婦にとっては自閉症の症状改善の可能性がある唯一の手段でしたので、これは妥当な費用だと考えました。

ちなみに、上述したように今申込みをすれば期間限定のキャンペーンで分割手数料は無料月々7,600円、10年間の月額で換算すれば2,291円ということを考えれば、決して手の届かない範囲ではないと思います。

実際に利用した方の体験談に「生命保険のようなもの」と書かれているのですが、まさにそのとおりだと思います。ステムセル研究所によれば、自閉症は100人に2~3人、脳性麻痺は1,000人に2~3人の確率です。

この割合をどう考えるかはご夫婦次第ですが……万が一に備えられるというのであれば、妥当な金額だと思います

自閉症には特効薬があるわけでもないですし、治るものでもありません。臍帯血は自閉症の症状を改善できる唯一の手段ですので、自閉症の娘を育てる私たちの経験から考えると、大変な価値があると思っています。

「もし自分の赤ちゃんが自閉症や脳性麻痺だったらどうしよう……」と少しでも不安を感じる方は、臍帯血の保管を強くおすすめします。

国内シェア99%のステムセル研究所

なお、ステムセル研究所の利用料金については「臍帯血バンクでの保管に必要な費用は?【今なら負担を抑える方法も】」でもう少し詳しく紹介していますので、気になる方はこちらもご覧ください。

臍帯血バンクのメリット・デメリットはおわかりいただけたと思いますが、もし保管しなかった場合はどのような後悔があるでしょうか。次から詳しく見ていきましょう。

臍帯血を保管しなかった場合の後悔

臍帯血を保管しなかった場合の後悔

臍帯血を保管しなかった場合、将来必要になったときに利用できないことで大きな後悔を生む可能性があります。将来の健康状態は予測できませんし、家族に障害などの遺伝的なリスクがある場合は、臍帯血を保管しないと後悔につながるでしょう。

冒頭でも紹介したように、SNS上でも後悔の声は少なくありません。「保管しておけばよかった」「ケチるんじゃなかった」といった声が多く見受けられます。

臍帯血を保管しなかった場合のリスク

臍帯血を保管しなかった場合のリスクも大きいです。なぜなら、将来的に必要な治療手段を失うからです。

再生医療はまだ研究段階で、一般的な医療としては確立していません。しかし、再生医療が進歩した場合、そもそも臍帯血を保管していなければ、その恩恵を受けられません。特に、血液疾患、自閉症や脳性麻痺などの場合、保管していない場合には治療法が見つからない可能性が高いのです。

臍帯血を保管しないことは、家族の将来に対する重大なリスクを伴うとも言えます。

保管すべきかどうかはすごく悩むと思います。。次から、臍帯血を保管したほうがよいのかの判断基準について、参考までに紹介します。

臍帯血を保管すべきかどうかの判断基準

臍帯血を保管すべきかどうかの判断基準

前提として、冒頭で紹介したように「子どもや家族の万が一の病気が心配」「子どもや家族の将来を守るうえで最善を尽くしたい」という方は、民間臍帯血バンクを利用すべきです

「そこまでではないんだけど悩むなあ……」という方は、以下の判断基準を参考にしてみてください。

臍帯血を保管すべきかどうかの判断基準

  • 家族の病歴はどうか
    血液・免疫系の疾患や障害などのリスクを考慮
  • 納得できる費用対効果があるかどうか
    保管費用と将来のメリットのバランスを検討
  • 保管施設に信頼性があるかどうか
    信頼できる保管先があるかを検討

家族や親族に血液や免疫系の病歴、または自閉症などの障害をお持ちの方がいる場合、将来的に臍帯血が必要になる可能性があり、保管を強く考慮すべきでしょう。また、保管にかかる費用が家計に与える影響も重要な要素です。保管期間や保管する施設の信頼性についても十分に検討する必要があります。

繰り返しになりますが、費用については今なら10年間の月額換算で2,291円という手の届く範囲で保管することができます。

保管施設についても、国内99%のシェアを誇るステムセル研究所で保管すれば安心。私たち夫婦が利用した民間臍帯血バンクです。

では、民間臍帯血バンクを利用するにはどのようにすればよいのでしょうか。次から簡単に紹介します。

民間臍帯血バンクの利用方法

民間臍帯血バンクの利用方法

ここからは、民間臍帯血バンクの利用の流れについて簡単に紹介します。私たちが臍帯血を採取・保管したステムセル研究所においては、次のような流れでした。

  1. 資料請求(無料)
  2. 契約手続きと事前準備
  3. 採取キットの受け取り
  4. 採取(出産当日)⇒ステムセルへ電話連絡
  5. 請求書到着・支払い⇒完了

ちなみに、なぜ私たちがステムセルを選んだのかというと、まず厚生労働省に届出がされているのが2社しかなく、その内の1社がステムセル(もう1社がアイル社)。そして、前述したようにステムセルはシェア99%を誇りますので……もうこれは一択になるのかなと。。

なお、私たち夫婦が実際に臍帯血を保管したさらに詳しい流れは、以下の記事で紹介しています。申込みの際はこちらをご覧いただくとスムーズです。

>>ステムセル研究所の臍帯血保管は怪しい?評判や口コミは?

ステムセル研究所の詳細

民間臍帯血バンクの利用方法「ステムセル研究所」
(出所:株式会社ステムセル研究所公式HP)

国内99%のシェアを誇る民間臍帯血バンク。全国約2,000の医療機関で7万名以上の臍帯血の採取実績を持ちます。最先端のIoTを備えた細胞処理センター、耐震性に優れた細胞保管センターを完備しているので、臍帯血の保管は安心です。

臍帯血を万が一うまく採取できなかった場合でも、国内で唯一「臍帯」(骨や軟骨などのもととなる細胞を豊富に含む)を保管するプランもあります

また、保管した臍帯血を利用する場合は、専用の相談窓口で相談可能。国内での治療が難しい場合は、アメリカのデューク大学で行われている、臍帯血を用いた臨床試験に参加できるサポート体制もあります(参考:「拡大アクセス制度(EAP)を利用したさい帯血投与治療のご案内」)。

気になる費用は、期間限定の分割手数料無料キャンペーンを適用すれば、10年保管で月々7,600円(初回のみ9,000円・36回分割)から。申込みを検討される場合は、この期間限定の手数料無料キャンペーン中に申込みされることをおすすめします

著名人でも、フリーアナウンサーの桝田絵理奈さん・内田恭子さんや、プロゴルファーの東尾理子さん、俳優の釈由美子さんなど、多くの方が利用されています。

期間限定の分割手数料無料キャンペーン実施中!

まとめ【臍帯血保管を後悔のないよう検討しましょう】

私たち夫婦もそうでしたが、臍帯血を保管すべきかどうかというのは、費用もかかるので非常に悩ましいと思います。よく考えたうえで結論を出す必要があるでしょう。

しかし、この記事をご覧の多くの方は「子どもや家族の将来を守るうえで最善を尽くしたい」とお考えではないでしょうか。もしそうであれば、臍帯血を保管するメリットはすごく大きいと思います。

治療困難な白血病はもちろん、脳性麻痺や自閉症の治療など、臍帯血は今後「新たな治療法」としてどんどん研究が進んでいくと言われています。

臍帯血の採取・保管は、出産を控えたこのタイミングでしかできません。万が一の備えとして、選択肢を持っておくことはとても大きな意義があります。

私たち夫婦も臍帯血を保管すべきかどうかは悩みましたが、「保管しないと後悔する」と考え、臍帯血バンクを利用する決断をしました。冒頭でご紹介しましたが、自閉症の育児は本当に本当に大変です。。今思えば、子どものため、家族のため、決断しておいて本当によかったなと思っています

もしお悩み中の方は、後から「やっぱりやっておけばよかったな……」とならないよう、この機会に前向きに検討していただくことをおすすめします。自閉症の娘を育てる私たち夫婦からすれば、自閉症の症状を改善できる唯一の手段を捨てることは考えられませんので。。

まだ情報収集中という方も、まずはご紹介したステムセル研究所で無料の資料請求をして、検討を進めてみるとよいかと思います。私たちもそうでしたが、詳しい資料を見て検討してみて、気になる点をとことん担当の方に聞いてみるのが最もイメージがつきやすく、不明点も解消できます。

臍帯血を保管すべきかどうか迷っている皆さんへ、今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。

今回紹介した臍帯血バンク
  • stemcell(ステムセル研究所)
    国内シェア99%を誇る民間臍帯血バンク。脳性麻痺や自閉症などに対する再生医療に利用できる可能性が注目されています。期間限定で分割手数料無料キャンペーンを実施中ですので、この機会にぜひ検討してみてください。
    申込みの際は、以下の記事をご覧いただくとスムーズです。

>>ステムセル研究所の紹介記事はこちら

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