臍帯血を保管しないと後悔する?自閉症児の父が「意味ない」「費用が高い」を含めて判断基準を解説

臍帯血を保管しないと後悔する?自閉症児の父が「意味ない」「費用が高い」を含めて判断基準を解説
ケンサク

ケンサク

知的障がい支援士

はじめまして、ケンサクといいます。
重度知的障害を伴う自閉症の娘を育てる父親です。
「元・教材編集者」のスキルと専門資格を活かし、家庭で無理なく実践できる療育ノウハウを発信しています。

【資格】
◎知的障がい支援士
◎子ども発達障がい支援アドバイザー

【経験・実績】
◎教材出版社で教材編集・制作(約7年)
◎情報の「スモールステップ化」が得意
◎児童発達支援事業の立ち上げに関与
◎10ヶ所以上の療育施設を比較・体験
◎SNS総フォロワー2,500人以上
◎妻の3人目の妊娠時に、家族としてNIPTを経験
◎二女・三女の出産時に民間臍帯血バンクを利用

療育・障害児育児を中心に、家族で経験した妊娠・出産、NIPT、臍帯血保管についても、当事者・利用者の立場からお伝えします。

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はじめまして、ケンサクといいます。
知的障害を伴う自閉症の長女を育てている、父親です。

「臍帯血(さいたいけつ)を保管しないと、あとで後悔するかな……」

「でも費用は高そうだし、実際に使う可能性が低いなら意味ないのかな……」

このブログ記事は、妊娠中や出産前に、こんなふうに迷っている方に向けて書いています。
わが家も、二女・三女の出産前に、まったく同じことで迷いました。

実は、長女の出産時、私は臍帯血保管のことを知りませんでした。
その後、長女は3歳1ヶ月のときに「知的障害を伴う自閉症」と診断。

このとき初めて、「あのとき、選択肢を残せていれば」という重さを知りました。

だから二女・三女の出産では、ステムセル研究所で臍帯血を保管したんです。

ただ、誤解しないでほしいのですが、「臍帯血で自閉症が治る」と考えたわけではありません。

そうではなく、将来、必要になったときに検討できる選択肢を、一つだけ残しておきたかったんです。

先にお伝えしておきます。

この記事は、「臍帯血を保管しましょう」と背中を押すための記事ではありません。

わが家は保管しましたが、「すべての家庭が保管すべきだ」とは思っていません。

保管が向いているかどうかは、費用の感じ方や家計、夫婦の価値観によって変わるからです。

この記事でわかること
  • 臍帯血の保管で「後悔しやすいポイント」を、3つに分けて整理します
  • 「意味ない」「費用が高い」と言われる理由を、否定せずに整理します
  • わが家が、何を考えて、何を確認して保管を決めたのかをお話しします
  • 資料請求の前に、最低限チェックしておきたいことをまとめます

迷っている段階で、いきなり契約を決める必要はありません。

まずは、判断するための材料を落ち着いて集める。
この記事は、そのお手伝いをするものです。

※本記事はプロモーションを含みます。
※本記事は、筆者の個人的な体験および情報収集に基づいた記録であり、医学的な助言や診断を目的としたものではありません。
※臍帯血保管や再生医療に関するご判断は、必ず厚生労働省などの公式情報や、担当の医師にご確認のうえ、ご自身の責任において行ってください。

結論|わが家は保管しましたが、全家庭が保管すべきとは言いません

臍帯血を保管するか保管しないかを夫婦で中立的に比較する場面

「で、結局あなたは保管したの?」
「それとも、保管すべきって言いたいの?」

この記事を開いた方が、まず知りたいのはここだと思います。
なので、結論から書きます。

わが家は、二女と三女の出産時に、臍帯血を保管しました。
保管先は、国内最大手の民間バンク「ステムセル研究所」です。

ただ、ここははっきりさせておきたいのですが、「だから、あなたも保管したほうがいい」とは言いません。

臍帯血の保管が向いているかどうかは、家庭によって変わります。

  • 費用を、どう感じるか
  • 将来、使う可能性を、どう見積もるか
  • 医療がまだ研究段階であることを、どう受け止めるか
  • 家計の状況に、無理がないか
  • 夫婦の価値観が、どこにあるか

これらが違えば、出てくる答えも違って当然です。

わが家にとっては「保管する」が納得できる選択でしたが、別の家庭では「保管しない」が一番納得できる選択になることもあります。

どちらが正解、という話ではありません。
それでも、一つだけ感じていることがあります。

一番もったいないのは、臍帯血のことを「知らないまま」出産の日を迎えてしまうことだと思うんです。

なぜなら、臍帯血は出産のときにしか採取できないから。

あとから「やっぱり保管したい」と思っても、その機会は戻ってきません。
逆に「知ったうえで保管しないと決めた」のなら、それは立派な、納得した選択です。

それでもわが家が二女・三女で保管した理由

三人の子どもを思いながら将来の選択肢を残した父親の臍帯血保管への考え

「じゃあ、なぜわざわざ臍帯血を保管したの?」
「何を考えて、お金をかけて保管したの?」

ここが、この記事で一番お伝えしたい部分です。

ただ、これは「だから保管すべき」という話ではありません。

あくまで、一人の父親の判断の背景として読んでください。

長女の診断と、「選択肢を残せなかった」こと

長女の生まれたときの運動面の発達は、とても順調。
首すわりも、寝返りも、ひとり歩きも、月齢どおりに進んでいきました。

ただ、少しずつ気になることが出てきたんです。

それは、ほかのお子さんへの関心が薄かったり、名前を呼んでも反応しにくかったり。
言葉も出てきませんでした。

そのため、私たち夫婦は1歳代から自治体の発達相談に通い、療育(子どもの発達を促す支援)にもつながりました。

そして長女が3歳1ヶ月のとき、市の発達センターで「知的障害を伴う自閉症」という診断を受けたんです。

このとき、医師から言われた言葉が、今も家族の支えになっています。

「今後のお母さん・お父さんや周囲の関わり方で、この子は改善も悪化もするでしょう」

厳しい言葉でしたが、この言葉があったから、わが家は「できることを、一つずつ積み重ねよう」と思えました。

ただ、一つだけ、どうしても残ったものがありました。

長女の出産時には、臍帯血のことを知らなかった。
だから、選択肢を残せなかった、ということです。

無発語の毎日と、小さな積み重ね

正直に書くと、長女の育児は大変なことばかり。

まず、今もはっきりとした言葉は出ません。
だから、絵カードやジェスチャーで、気持ちを伝え合う毎日を続けています。

夜中に何度も目が覚めてしまう睡眠の波にも付き合ってきました。

排泄の自立にも時間がかかり、思いどおりにいかないときの癇癪や、感覚を求める行動とも、原因を探りながら向き合ってきました。

それでも、長女は一歩ずつ成長しています。

長女が初めて、自分から私たちの肩を叩いて「トイレ」と伝えてくれた日。
時間をかけて、自分の名前をひらがなで書けるようになった日。

そういう一つひとつが、私たち夫婦にとっては大きな喜びでした。

家庭で、幼稚園で、療育機関で。
たくさんの人と連携しながら、支援を積み重ねてきました。

その経験を通じて私が強く感じたのは、「選択肢がないこと」の重さでした。

「治ると信じたから」ではなく「選択肢を残したかったから」

ここは、誤解してほしくないところです。

わが家が二女・三女の臍帯血を保管したのは、「臍帯血で長女の自閉症が治る」と信じたからではありません。

あとで詳しく触れますが、自閉症などへの応用は、今もまだ研究段階で、効果が約束されたものではないからです。

そうではなく、将来、必要になったときに検討できる選択肢を、一つだけ残しておきたかったからです。

長女のときは、知らなかったためにその選択肢を持てませんでした。
だから二女・三女のときは、「知ったうえで、選択肢を残す」という判断をしました。

それが、わが家にとっての「後悔しない」でした。

繰り返しますが、これはわが家の事情に基づく判断です。
同じ情報を見ても、別の判断になる家庭があって当然だと思っています。


なお、わが家がステムセル研究所を選ぶ前に確認した口コミ・費用・もう一社との違いは、以下の記事で詳しくまとめています。

臍帯血保管で後悔するのはどんなとき?【3つの後悔を分けて考える】

臍帯血保管に関する知らなかった後悔、保管しなかった後悔、使わなかった後悔の3分類

「後悔したくない」という気持ちは、とてもよくわかります。

ただ、「後悔」と一言で言っても、実は中身が違うものが混ざっているはずです。

私は、臍帯血保管についての後悔は、大きく3つに分けて考えると整理しやすいと思っています。

自分がどの後悔を一番避けたいのか。
それが見えてくると、判断の軸ができます。

1. 知らなかった後悔

「そもそも臍帯血という選択肢があることを、出産のときに知らなかった」という後悔です。

これが、わが家の長女のときの状態でした。
存在を知らなかったので、「保管する/しない」を考えることすらできなかったんです。

検討した結果として保管しないのと、存在を知らずに見送るのとでは、あとからの感じ方がかなり違います。

ただ、この記事を読んでいる時点で、あなたはもう「知らなかった後悔」だけは避けられています。

2. 保管しなかった後悔

「知ってはいたけれど、保管しなかった。でも、あとで保管しておけばよかったと思った」という後悔です。

たとえば、その後に臍帯血治療の研究がもっと進んだり、お子さんやご家族が病気になったりして、「あのとき選択肢を残しておけば」と感じるケースです。

これは、なってみないとわからない部分が大きい後悔です。

3. 保管したけれど使わなかった後悔

「お金を払って保管したのに、結局使う場面が来なかった。無駄だったかもしれない」という後悔です。

ただ、ここは少し見方を変えてみてほしいんです。

保管した臍帯血を使わずに済んだということは、お子さんが、臍帯血を必要とするような大きな病気をせずに過ごせた、ということでもあります。

もちろん、支払った費用が戻ってくるわけではありません。
「使わなかった」ことを、もったいないと感じる気持ちも自然です。

それでも、その後悔の背景には「健康でいてくれた」という事実がある、という整理の仕方もできます。

この3つは、同じ「後悔」でも質が違います。
一度、夫婦で「自分たちが一番避けたいのはどれか」を言葉にしてみることをおすすめします。

「臍帯血保管は意味ない」と言われる理由

臍帯血保管が意味ないと言われる背景にある費用、利用可能性、研究段階などの論点

臍帯血について調べていくと、「民間バンクは意味ない」という意見に出会うこともあります。

最初に言っておきたいのですが、その不安は、とても自然なものです。
わが家も、この意見にはかなり悩みました。

ここでは「なぜそう言われるのか」を一つずつ整理していきます。

使う確率が、決して高くはない

そもそも臍帯血は、白血病など一部の血液の病気の治療(臍帯血移植)に使われてきた細胞。
こうした病気で実際に臍帯血移植が必要になる人は、子ども全体から見れば、ごく一部にとどまります。

つまり、保管しても「出番が来ないまま終わる」可能性のほうが、ずっと高いということです。

だからこそ、「使う確率が低いものに、まとまったお金を払うのは合理的なのか」という疑問が出てくる。
これは、とても自然な疑問だと思います。

ここで一つ、わが家の考えだけ添えておきます。

確率で考えることは、とても大切です。
ただ、わが家の場合は、長女の診断を経験したことで、「低い確率でも、起きたときには家族の現実になる」と考えるようになりました。

確率をどう受け止めるかは、その人の経験によっても変わってきます。

費用が高いと感じる

民間バンクでの保管には、まとまった費用がかかります。
一方で、出産や育児には、ほかにもたくさんお金がかかります。

ベビー用品、出産前後の医療費、そしてこれから先の教育費。
限られた家計の中で、優先順位をつけたくなるのが普通です。

そう考えると、「臍帯血にかけるお金があるなら、その分を教育資金や生活費に回したほうがいいのでは」という意見が出てくるのは、自然な感覚です。

わが家も、ここは何度も家計と相談しました。
(具体的な費用の目安は、このあとの「資料請求前に確認すべきこと」で触れます。)

自閉症などへの応用は、まだ研究段階

「臍帯血が自閉症や脳性麻痺に役立つかもしれない」という話を目にした方もいると思います。
実際、こうした分野の研究は、国内外で進められているんです。

たとえば国内では、大阪公立大学とステムセル研究所が、同社に臍帯血を保管している自閉症スペクトラム障害(ASD)のお子さんを対象にした臨床研究を、2024年から始めています(大阪公立大学の研究に関するお知らせ)。

ただ、ここで冷静に押さえておきたいことがあります。

こうした取り組みは、まだ「研究段階」だということです。
大阪公立大学のお知らせでも、現時点でASDに有効な原因療法は確立されていない、とはっきり書かれています。

報告されている効果にも個人差があり、たとえば知的障害を伴うASDのお子さんでは、大きな改善が見られなかったという報告もあります。

だから、「将来どうなるかわからないものに、いま費用をかけるのは」という慎重な見方は、当然出てきます。

わが家も、ここは「治るかもしれないから」ではなく、「将来、選択肢を残せるかもしれないから」という受け止め方をしています。

研究の詳しい現状は別の記事で整理しているので、参考にしてみてください。

兄弟姉妹に、必ず使えるとは限らない

臍帯血のような細胞を移植するときは、白血球の型(HLAと呼ばれます)が合っている必要があります。
この型は、親子やきょうだいであっても、必ずしもぴったり一致するわけではありません。

つまり、本人の臍帯血は本人にもっとも使いやすい一方、きょうだいや家族に使えるかどうかは、型の一致次第になります。

そのため、「家族のために保管したのに、いざというとき家族には合わないかもしれない」という点に、納得できない人もいるでしょう。

誰に、どんな条件で使える可能性があるのかは、このあと「資料請求前に確認すべきこと」でも整理します。

産院や採取の条件によっては、保管できないことがある

臍帯血は、薬局で買えるようなものではありません。
出産のとき、その場で、産院の医師や助産師に採取してもらう必要があります。

ここには、二つの条件があります。

一つは、出産する産院が、臍帯血の採取に対応していること。
対応していない産院では、そもそも採取ができません。

もう一つは、採取できたとしても、保管に十分な量や状態が確保できること。
赤ちゃんやお産の状況によっては、採れる量が少なかったり、条件を満たせなかったりして、保管まで進めないこともあります。

つまり、「契約したのに、結局保管できなかったらどうしよう」という不安です。

もちろん、保管できなかった場合にお金がかかることはありませんが、これも契約前に確認しておきたい、大事なポイントです。

大切な細胞を、長い間預けることへの不安

臍帯血の保管は、10年、20年と続く、長いお付き合いになります。
だからこそ、「その間、預け先はちゃんと続くのか」「きちんとした体制で保管してくれるのか」と不安になる場合もあるでしょう。

大切なものを長期間あずける以上、預け先が信頼できるかどうかは慎重に見極めたいところですが、裏を返せば、あとから確認できるポイントでもあります。

厚生労働省への届出が受理されているか、保管の実績や設備はどうか。
こうした点を一つずつ確認できれば、漠然とした不安は、かなり整理できます。

わが家が実際に確認したことは、このあとの「わが家が確認したステムセル研究所のポイント」でお話しします。


ここまで読んで、「やっぱり意味ないのかも」と感じた方もいるかもしれません。
それも、ひとつの正直な感想だと思います。

ただ、こうした不安の多くは、想像で悩むより、正確な情報を確認したほうが、ずっと早く整理できるものでもあります。

費用の総額はいくらなのか。
採取できなかったときはどうなるのか。
ちゃんと保管してくれるのか。

このあたりは、頭の中で悩み続けるより、資料で確かめてしまうほうが楽です。

その具体的な確認の仕方は、このあとの「資料請求前に確認すべきこと」でまとめます。

臍帯血保管で後悔しやすい家庭・後悔しにくい家庭

臍帯血保管を前向きに検討しやすい家庭と慎重に考えたい家庭の判断基準

「で、結局ウチは保管したほうがいいのかな?」

ここまで読んでくださった方は、そう思われているはずです。

あくまで考え方の整理として、向いている可能性がある家庭と、慎重に考えたほうがいい家庭を並べてみます。

保管が向いている可能性がある家庭

  • 将来の医療の選択肢を、一つでも多く残しておきたいと考える
  • 家族の病気や障害への備えを、重視している
  • 費用を、保険料や安心料のように受け止められる
  • 資料をしっかり読んで、夫婦で納得して判断したいと思っている

慎重に考えたほうがいい家庭

  • 費用負担が大きく、保管料が生活を圧迫しそう
  • 現時点で確立している治療だけを重視したい
  • 公的バンクへの提供(社会貢献)を優先したいと考えている
  • 民間バンクで保管すること自体に、まだ納得できていない

どちらが正しい・正しくないという話ではありません。

自分たちがどちらに近いかを、フラットに見るための材料にしてみてください。

保管しない判断で後悔しないために、最低限確認しておきたいこと

臍帯血を保管しないと決める前に出産時の採取、公的提供、家族利用、病歴を確認する場面

この記事は、保管をすすめる記事ではありません。

ですから、「保管しない」と決める方に向けても、確認しておいてほしいことを書いておきます。

「保管しない」という判断で後悔しないためには、次の点を一度確認しておくと安心です。

  • 臍帯血は、出産時にしか採取できないこと(あとからやり直せない)
  • 公的バンクに提供する、という選択肢もあること
  • 公的バンクに提供した場合、その臍帯血を自分や家族が使うことは基本的にできないこと
  • 家族に血液の病気などの病歴がある場合は、念のため医師に相談しておくこと

「保管しない」も、知ったうえで選べば、立派な納得の選択です。

大事なのは、あとから「そういう選択肢があったなんて知らなかった」とならないこと。
そのために、最低限の情報だけは押さえておく。

それで十分だと思います。

後悔しないために、資料請求前に確認・把握すべきこと

臍帯血保管の資料請求前に資料で確認することと自分で確認することを整理した手順図

「保管するかどうか検討してみようと思うけど、資料請求の前に何を確認しておけばいいの?」

ここが、この記事でいちばん実用的なパートです。

どちらかと言えば保管に傾いている、あるいは保管を前向きに検討しているという方が確認すべきことは、大きく2つに分けられます。

「調べればすぐわかること」「あなた自身が動かないとわからないこと」です。

この2つを分けておくと、ムダに悩まずに済みます。

1. 調べればすぐわかること

次の項目は、ステムセル研究所の公式サイトや、このブログの別記事でもすでに公開しているものです。

要点を先にお伝えします。

費用(総額・月額・分割)

費用は、わが家もいちばん悩んだところです。
何度も家計とにらめっこしました。

ステムセル研究所であれば、現在の費用は月々2,980円、10年保管で総額30万円前後、といった形です。

ただ、こうした金額やキャンペーンは、時期によって変わります。

今いくらになるのかは、最新の資料で見るのが確実。
もちろん、わが家もそうしました。

費用の中身をもっと細かく知りたい方は、費用だけを掘り下げた記事もあるので、参考にしてみてください。

採取できなかったときの備え(臍帯血と臍帯の違い)

ここは言葉がややこしいので、かみ砕いて説明します。

「臍帯血(さいたいけつ)」は、へその緒や胎盤に残る血液のこと。
「臍帯(さいたい)」は、へその緒そのものを指します。

ステムセル研究所には、出産時に臍帯血がうまく採れなかったときに備えて、へその緒そのもの(臍帯)を保管できるプランがあります。

ここは「採取できなかったらどうしよう」という不安に直結するので、こういったプランがあると安心です。

保管期間

何年保管できるのか(10年・20年などのプランがあるか)、延長はできるのか。
これも公式情報で確認できます。

誰に使える可能性があるか(本人・兄弟姉妹・家族)

本人にはもっとも使いやすく、兄弟姉妹や家族は、型(HLA)の適合しだいになります。

このあたりの条件は、「臍帯血は本当に使えるのか」を扱った記事で詳しく整理しています。

2. あなた自身が動かないとわからないこと(ここがいちばん大事)

一方で、公式サイトをいくら読んでも、あなた自身が確認しないと答えが出ないことがあります。

正直、資料請求の前に本当に押さえてほしいのは、こちらです。

自分の産院が、臍帯血の採取に対応しているか

これは、産院によって違います。

契約しても、産院が対応していなければ採取できません。
出産予定の産院に、早めに確認しておくと安心です。

自閉症などへの応用は、まだ研究段階だと理解しておく

繰り返しになりますが、自閉症や脳性麻痺への応用は、今もまだ研究段階です。

「保管すれば治る」と期待して契約すると、あとで判断を誤りかねません。

あくまで「将来の選択肢を残す」という位置づけで考える。
これが、わが家の感覚です。


この2つを分けて確認していけば、「なんとなく不安」が「具体的に判断できる材料」に変わっていきます。

そして、資料を取り寄せたからといって、その場で契約しなければいけないわけではありません。
まずは費用や条件を「知るだけ」でいいんです。

採取できなかったときの備えも、研究段階だという前提も、資料を見れば落ち着いて確認できます。

売り込まれるのが不安な方も、まずは情報だけ手元に置いて、夫婦でゆっくり考えれば大丈夫です。
(ステムセル研究所は、資料請求しても売り込みは一切ありません。)

迷っている段階で、いきなり契約を決める必要はありません。

まずはステムセル研究所に無料の資料請求をして、費用・採取条件・保管できなかった場合の扱いを確認してみてください。

シェア99%の民間臍帯血バンク

わが家が確認したステムセル研究所のポイント

わが家が民間臍帯血バンク選びで確認した届出、実績、保管体制、プラン、相談窓口

「そもそも、なぜあなたは、なぜステムセル研究所にしたの?」
「ほかに選択肢はなかったの?」

ここも、気になるところだと思います。

わが家が実際に資料を取り寄せ、確認したうえで選んだのが、ステムセル研究所でした。

ここでは、私たちが「確認してよかった」と感じたポイントを共有します。

  • 国内で届出のある民間バンクが、限られていること
    厚生労働省への届出が受理されている民間さい帯血バンクは、国内でもごく少数です。
    代表的なのが、このステムセル研究所と、もう一社の「アイル」という会社。
    預け先が無数にあるわけではないので、比較はしやすいと感じました。
  • 国内最大手で、保管実績が豊富であること
    ステムセル研究所は国内シェアが非常に高く、多くの医療機関での採取実績があると説明されています。
  • 保管設備への配慮
    細胞を処理・保管するための設備や、災害への備えについて、公式情報で確認できました。
  • 臍帯(さいたい)も保管できるプランがあること
    臍帯血の採取がうまくいかなかった場合に備えて、へその緒そのもの(臍帯)を保管するプランがある点は、わが家にとって安心材料でした。
  • 利用時の相談窓口があること
    保管した臍帯血を実際に使う場面になったとき、相談できる窓口があるかどうかも確認しました。

わが家がステムセル研究所を選んだのは、正直に言うと「ここしかない」と思ったからではありません。

比較できる材料を集めたうえで、「わが家にとっては、ここが納得できた」というだけです。
別の家庭が、別の判断をするのは、まったく問題ないと思っています。

ステムセル研究所の口コミ、費用、もう一社のアイルとの違いまで確認したい方は、以下の記事に詳しくまとめています。

口コミ・費用・ステムセル研究所とアイルの比較を詳しく見る

民間臍帯血バンクの口コミや費用、保管プランなどの比較情報を整理した資料

ここまで読んで、

「判断の軸はわかった。でも、もっと具体的に、費用や口コミ、2社の違いが知りたい」

と感じている方も多いと思います。

この記事は、あえて「後悔」という切り口にしぼったため、各社の細かい比較や、実際の口コミ、費用の内訳までは深く掘り下げていません。

そこを詳しく知りたいときは、目的に合わせて、次の記事を読み分けてもらうのが早いです。

先ほど触れたとおり、民間の臍帯血バンクで厚生労働省への届出が受理されているのは、ステムセル研究所と、もう一社のアイルです。

この2社の費用や保管プラン、口コミの違いを並べて見たい方は、まず比較記事から読んでみてください。

「どこに預けるか」で迷っている段階なら、この比較記事を読んでから資料請求しても、まったく遅くありません。

順番は、あなたのペースで大丈夫です。

まとめ|迷っているなら、契約ではなく「判断材料を集める」ことから始めよう

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

ここまで真剣に情報を集めているあなたは、もう、お腹の赤ちゃんやご家族のことを、深く考えている方だと思います。

この記事でお伝えしたかったことを、もう一度だけ整理します。

  • わが家は二女・三女の臍帯血を保管したが、「全家庭が保管すべき」とは考えていない
  • 後悔には「知らなかった後悔」「保管しなかった後悔」「保管したけれど使わなかった後悔」の3つがある
  • 「意味ない」と言われる理由(使う確率、費用、研究段階であること など)は、どれも自然な不安
  • 自閉症などへの応用は、現時点では研究段階であり、効果が保証されたものではない
  • 大切なのは、資料請求前のチェックリストで、費用や採取条件を具体的に確認すること

そして、いちばん伝えたいこと。

臍帯血を保管できるチャンスは、出産時の一度きりです。
出産後に「あのとき知っていれば」と思っても、臍帯血は戻ってきません。

だからこそ、迷っているなら、最初の一歩は「契約」ではなくていいんです。
まずは、判断材料を集めるところから始めてください。

無料の資料を読んで、「やっぱりわが家には必要なさそうだ」と感じたなら、それも納得のいく選択です。
読んだうえで「やっぱり残したい」と思ったなら、そのときに次を考えればいい。

どちらに進むにしても、手元に材料があるかないかで、納得の度合いはまったく変わります。

資料を取り寄せるだけなら、費用はかかりませんし、その場で契約を迫られるものでもありません。

費用と採取条件を「確認するだけ」のつもりで、気軽に取り寄せてみてください。

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あなたとご家族の選択が納得のいくものになることを、心から願っています。

今回紹介した臍帯血バンク
  • ステムセル研究所
    国内シェア99.9%を誇る民間臍帯血バンク。
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